How to 名前変更 備忘録
私が、30年連れ添った名前を変更したときの流れを書き留めておきます。
またすることがあるかもしれないからね。(あるか?
私が行った「名前変更」とは、「読み仮名を変更」する手続きのことです。
名前の、漢字を変更することは、かなりハードルが高いです。
戸籍に登録されている情報を変更するには、裁判所への申し立てが必要とか、正当な理由を申告する必要があるだとか。
でも、私が行った「読み仮名の変更」は、市役所で書いた「住民異動届」一枚だけでした。
戸籍謄本て、名前に読み仮名が振られていなかったんです。
あとから知ったら、私が変更手続きしたすこしあとから、戸籍にも読み仮名が必須となったようなんですけど。
なので、その時は、「住民票に記載の読み仮名が間違っちゃってたから訂正します〜」くらいの簡易さで済みました。
最寄りの市役所では、「名前の読み仮名を変更したいんですけど」と申し出たら、
レアケースだったんでしょう、対応してくれたおじちゃんが動揺しながら、
「えっ、ええと、えー、……どんなふうに?」
と聞いてきました。
どんなふうに?ww
あまり周りの人に聞かれたい話でもなかったので、配慮してもらいつつ。
おじちゃんも役所内で
「こういう方がいらしてるんですけど……」
と必要な手続きを聞いて回ってました。
でも実際に書いたのは上記の紙一枚だけ。証明書も特にないとのこと。
おじちゃんからの説明は、
・国民年金の情報が、読み仮名が変わることできちんと連携されないかもしれないので、自分で確認すること
くらいでした。
これだけなんだー……。
え、じゃああの紙を提出した今からもう、私の名前は変わったの?
変な感じ。でも、緊張と喜びと、ほんのり罪悪感みたいなもので、胸がどきどきしていました。
一応、すぐに作ったのは、クレカと銀行口座。
新ネームを証明するものが何もなかったので。免許証も健康保険証も読み仮名振られてないし。
マイナンバーカードはこのあとに作ったので、さも、生まれたときからこの名前ですの顔で手続きしました。
だんだんと、角からオセロがひっくり返るように、自分が新陳代謝されていく感覚。
奨学金を返済中だったのですが、そちらは連帯保証人などにでも通知が行ったりしたら面倒なので、そのままにしています。
なので、それが引き落とされる口座も旧名のまま。
あと、前職を辞めてすぐのことだったんですが、
雇用保険は旧名の読み仮名が振られていたので、
ハローワークで「諸事情で名前の読み方を変更しまして」と話して変えてもらいました。
このとき、何か現在の名前を証明するものが必要とのことでしたが、キャッシュカードに記載の名前でオッケーでした。作っておいてよかった。
主なことはもう本当にこれくらい。
あとは細々、保険とか証券口座とか、Amazonとか楽天とかの登録情報を変えていったくらい。
私っていう人間の証明って、こんな脆弱というか、曖昧な感じなものなんだなあと、不思議な感じがしました。
ただ、戸籍謄本にも読み仮名が振られるようになったら、もうすこしハードルが上がってしまうかもしれません。
今の名前で生きるのがしんどくてどうしようもなくなるまでは、本革の手帳みたいに、じわじわ馴染ませていこうと思います。