<スペイン一人旅1日目@バルセロナ>
バルセロナ空港からカタルーニャ広場へ到着したのが、朝8時頃。
やっと日が昇ったくらいの「早朝」の市街は、
朝の散歩をする人以外は私と同じような観光客がいるくらいの、静かな様子でした。
きれいな青空と、映画や雑誌でばかり見ていたヨーロッパの街並み!!
現実感が、やっと湧いてきて、でもまだ半分夢のような、あの心地。
ずっとずっと忘れたくないです。
山も海もいくつも越えて、何千キロも離れた場所に立っているなんて!
広場からホステルまでの間にある凱旋門に立ち寄りました。
でっっっっっっっけえ。(小学生の感想)
ただ歩いているだけでも、目に映るなにもかもが日本とは違って、たのしい!!
まだクリスマスの名残がある家やお店が多かったです。
ホステルまで歩きつつ、モーニングが安いお店を見かけでおっイイじゃん、と適当に立ち寄ったんですが…
中に入ったらなんというかすごく、アジア人がカモられそうな様子のお店を選んでしまって、
早速やらかした~~~wwwと内心どっきどきしてました(偏見ごめんなさい)
結果、チーズとなにか(忘れた)のサンドがとても硬くて口内を若干ケガしましたが、別にちっともカモられたりしませんでした。
ごめんねお店のおにいさん…。ごちそうさまでした。
普段は差別ヨクナイと思っていても、いざ自分の身を守ろうとすると、人を見た目で判断せざるを得ないの、カナシイ。
しかし、到着初手から早速ドキドキ体験をしているの、私らしい旅だなあとも思いましたw
人と来ていたら、どこで食べるかの選び方とかももうすこし違うだろうから。
さて、腹ごしらえを済ませてホステルへ! と歩くものの…
地図上ではもうすぐそこにいるはずなのに、ホステルが見当たらないww
それもそのはず…
看板もなくてこんなん、なんか、普通に開けていい扉だと思わんやん!ww(写真中央の扉です)
目をこらすと確かに呼び鈴のところにホステルの名前が書いてあり、
押したら応答してくれて、ひと安心。
と思ったら、扉が、押しても引いても開かないwww
私が今までの人生で入った玄関にこんな立派なとこなかったもんwww
たぶん中から「強く押して!」と言われ、やっと中に入れました。
まさか玄関の入り方がわからないというトラブルに遭うとは思わず、妙に忘れられない体験だったので、覚え書きせずにはいられませんでしたww
ドミトリーだし結構リーズナブルなホステルだったと思うけど、中はちょっとした洋館のような雰囲気で、
スタッフさんも優しくて素敵なところでした!
拙い英語でなんとか案内を聞き、荷物を置いて、いざ観光へ。
早速ですが、向かったのは、この旅行の最大のお目当て…
サグラダ・ファミリア!!!
地図を頼りに歩いて向かい……
あっあの先っぽはもしや…! ここを曲がるとついに…! と心の助走をつけていき……
いざご対面!!
どひゃ~~~~~~~!! すげ~~~~~~~!!!!
でかい……すごい……
壮大で、繊細で、無骨で、優美。
ガイドブックでも動画でも何回も見てきたのに、実物はとてつもなくすごかったです。
せっかく見に行くので、事前にガウディについてなどすこし勉強してから来たおかげで、じっくり見て回るのがさらに楽しくなってよかったです。
自然物の造形や構造を愛したガウディならではのこだわりを随所に見ることができました。
特に見たかったのが、聖堂内に入ったときの、この光景。
白く神秘的な森を下から眺めているみたい。
ナウシカの地下の森や、進撃の巨人の地下神殿はもしかしたらこれがモチーフなのかもと感じました。
どちらも私の大好きな作品です。
世界中の言語で書かれているこの「ブロンズの扉」には、日本語も刻まれています。
これはスラムダンクの作者、井上雄彦先生が書いたものです。
井上雄彦先生はガウディが設計したカサ・バトリョの一室に住んでいたこともあるとのことで、
スペイン、バルセロナ、ガウディととても親和性の高い方だったんですね。
旅行前に私が読んだこの雑誌の表紙も、井上雄彦先生が描かれたものでした。
続いて向かったのは、カタルーニャ音楽堂。
360度、どこを見渡しても豪華!
でも、華美すぎず、格式の高さを感じます。
上の階からの眺めが特に素晴らしいと思いました。
この日はスピーカーから音楽が流れていましたが、ぜひ聖歌や生演奏なども聞いてみたかったです。
そして、早めのお夕飯がてらにブケルノ市場へ向かう途中、
クラフトビールが飲み比べできるお店に遭遇したので入りました。(ビール大好き!)
お店のお兄さんは一見、強面でワイルドでしたが、各タップの説明を易しくしてくれました。
IPAやユニークな味のものが好きとなんとか伝えて、5種類選んでもらいました。
バルセロナで作られたビールも含まれていて、どれもおいしかった!
同じく一人で飲んでいた、モロッコだったかな? からの観光客のおねえさんが話しかけてくれました。
明日(12/31)はどこも閉まっているから、どこで飲もうかしら! とおしゃべり。
私も、これが初めての海外旅行で、今日がその初日なの! と話し、おねえさんがそれは素晴らしいわね~~! と盛り上がってくれました。
こういう出会いが本当にうれしい!
このお店は明日も営業しているとのことで、おねえさんはじゃあ私はきっといるわ! と言っていたけど、私は明日の予定的にたぶんここには寄ることができず。
でも、また会いましょうね~! とハグして別れました。Have a nice trip!
お店で頼んだ生ハムやクラッカーでお腹いっぱいになってしまったので、
市場は軽く見るだけにして、ホステルへ。
フライトの疲れがあるので早めに休むことにしました。
初日からめちゃくちゃ満喫できて、最高のスタートになりました!
次回は2日目、モンセラート編を綴っていきたいと思います。