いらすとや

思い込みは禁物

最近、桜を見る会に関しての問題と、沢尻エリカがMDMAを所持して逮捕されたことに関連付けて、

これは、政府が桜を見る会の話題から国民の目をそらすために沢尻エリカのを逮捕したんだ!

と陰謀論を唱えている人がいますね。

昔も同じことがあったとか、いろいろ言ってる人がいるみたいですが、今回は行動経済学の側面から見ていこうと思います。

錯誤相関
たまたま自分が遭遇した二つの出来事に対して、勝手に結び付けて「2つの間には何か関係がある」と思い込んでしまう

例えば桜を見る会の問題が話題にあがった時期には、沢尻エリカ逮捕のほかにも様々な出来事が起こっていたはずです。

しかし、「桜を見る会の報道」と「沢尻エリカの逮捕」という特別な出来事だけを、関連づけて捉えてしまったために、「政府が何かしらやらかして報道されたときには、違う大きな話題が起こる」という全く根拠の無い勝手な結論を導いてしまうようなことがあるのです。

さらに厄介なのは、無関係であるという証明をすることは難しいってところですよね。

○○であるから△△とは事例をいくつか挙げればそれっぽくなりますが、○○と△△は全くの無関係であるという証明は難しいものです。

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