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9月のWHO閣僚朝食会で武見大臣は、主権をWHOに献上する意味が理解できたのか?

WHOの信じられない「予知能力」 なぜ人類のために使わない?


<二〇〇四年十一月、鳥インフルエンザの世界パニックの最中に、ラムズフェルドたちのタミフルが驚異の薬として初売り出しされた頃、WHOは信じられないような空想シナリオを発表した。(略)この二〇〇四年の報告は信じられないような「予知能力」で今日の豚インフルエンザ・パニックを見通していた。>
ウィリアム・イングドール著「ロックフェラーの完全支配 アグリスーティカル(食糧・医薬)編」(2010年初版、徳間書店)は、空想ではありえない、WHOが計画したかのようなパンデミックシナリオを暴露しています。
 
【WHOの2004年空想シナリオ】
発生場所:片田舎の二つの村
症状:深刻な呼吸器疾患
調査結果:1か月前から50件以上の症例。あらゆる年齢層が被害を受け、現在20人の患者が入院。すでに5人が肺炎と急性呼吸器障害で死亡。
調査結果:A型インフルエンザウイルス陽性だったが、分離株から過去に人間から分離されたことのない亜型、A(H6N1)型の特徴が判明。
 
【2009年の実際の新型(豚)インフルエンザ騒動】
※シン・説の注釈:WHOの国際保健規則(IHR)が定める「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC) に該当する史上初の状況と決定したことを、マーガレット・チャンWHO事務局長が表明した。
発生:メキシコのベラクルズ州ペテロ町ラグロリア 人口3000人
症状:熱、ひどい咳、大量の痰の季節はずれの奇妙なインフルエンザ様症状
調査結果:先週から400件。人口の6割に何らかの影響あり。「二歳以下の3人は感染による死亡」と住民。当局は関連性を否定。
CDC(アメリカ疾病予防対策センター)の公表:「豚でよく感染を起こすインフルエンザA型ウイルスが原因。通常、人間はインフルエンザに感染しないが、CDCはこのインフルエンザA(H1N1)型ウイルスを人から人へ広がる感染性があると判断した」
CDCやマスコミが無視した事実:近くに世界最大の米国養豚会社が50%所有する会社の養豚場があり、住民は「養豚場が空気と水を汚染し病気を発生させたが、同社は責任を否定し、インフルエンザのせいにしている」と話し、自治体の衛生当局の調査によれば、病気の媒介は、豚の排泄物で繁殖するハエの一種で、病気の発生は養豚場に関係している。
 
WHOが類まれなる予知能力を持ちながら、ことが起これば重要な情報を隠しがちなことを踏まえて、パンデミック時に日本の主権を奪うWHOの国際保健規則(IHR)改定を巡るテドロス事務局長の最近の発言などを見てみましょう。

「健康は基本的人権」は表向き、WHO国際保健規則(IHR)で削除

 
◎バーチャルG20首脳サミットにおけるWHO事務局長の発言 – 2023年11月22日から抜粋
<我々は、パンデミック協定と国際保健規則の改正に関する交渉の結果を先取りすることなく、世界的な健康上の緊急事態が発生した場合に備えられるシステムを整備する必要性を認識する。
引き続き、この仕組みの確立に向けて皆様のご支援をお願いいたします。
そして、来年5月までに強力なパンデミック協定とより強力なIHRを締結するために、皆様のご支援を求めます。>
「パンデミック条約より強力」と言っていることが重要です。
 

テドロスWHO事務局長 ウィキメディアコモンズより


◎「21世紀における世界の健康安全保障と外交」と題したグローバルシンポジウムにおけるWHO事務局長の開会の挨拶 – 2023年11月13日
<世界はこのパンデミックに対して準備ができていませんでしたが、今も準備ができていません。
一方で、健康への脅威は増大しています。
気候変動は感染症の蔓延を加速させています。
生物学、ゲノミクス、機能獲得研究の進歩により、病原体を操作して毒性、感染力、耐性を高めることが可能になりました。
これらの課題に加えて、制度や科学に対する国民の懐疑が高まっています。
私たちは世界銀行と協力してパンデミック基金を設立しました。
分断された世界において、医療はイデオロギーの隔たりを越えて国家が協力できる数少ない分野の 1 つです。
その意味で、健康は平和への架け橋となり得るのです。
これは、WHOの創設者たちが健康は基本的人権であるだけでなく、平和と安全の基礎であると憲法に書いたときの意味です。
私はすべての加盟国に対し、パンデミック協定とIHR修正案を来年5月の世界保健総会に提出するよう要請します。これは世代を超えて逃してはならないチャンスです。>
「感染症の蔓延を加速させる」気候変動の嘘が必要だったことがわかります。当初、気候変動でなく温暖化と言っていたのは、亜熱帯化が広がり、感染症が広がるというシナリオです。
また、「健康は平和への架け橋。健康は基本的人権」としらじらしく述べていますが、IHR改定には、基本的人権の条文を削除することも盛り込まれているのはタイトル通りです。
 
◎政府間交渉機関の第7回会議におけるWHO事務局長の発言 – 2023年11月8日抜粋
私たちは、パンデミック協定と国際保健規則改正案を来年5月の世界保健総会に提出する必要があります。これは世代を超えて逃してはならないチャンスです。
私たちはフェイクニュース、嘘、陰謀論、誤報や偽情報の奔流の中で活動しています。
この協定は主権をWHOに譲渡することになると言う人たちがいます。それはWHO事務局に各国にロックダウンやワクチン接種義務を課す権限を与えるだろう、とかその他のナンセンスだ。
この協定ではWHOにそのような権限が与えられないことはご存知のとおり、私たちも承知しています。
バレないと思っていた分厚いIHR改定の本質がバレ、慌てて打ち消したのでしょう。採択されれば、必死に否定したことも必ず忘れてしまいます。何が陰謀論で何がそうでないかは重要ではありません。誰が言っているかが重要です。
 
◎UNGA78 WHO閣僚朝食会におけるWHO事務局長の開会の挨拶 – 2023年9月22日から抜粋
 

武見敬三厚労相 ウィキメディアコモンズより


武見敬三大臣、ニシア・トリンダーデ・リマ大臣、ジョー・ファアラ大臣、アン・ベアテ・クリスチャンセン大臣、モルウィン・ジョゼフ卿、
市民社会代表オネスムス・ムレワ・カラマ氏、 モデレータのエベレ・オケレケ博士
私たちは、亡くなった人々に対して、それらの教訓を学び、その苦しみを意味のある永続的な変化に変える義務があります。
WHO加盟国は現在、パンデミック協定に関する進行中の交渉や国際保健規則の改正を通じて、過去の過ちが繰り返されないよう懸命に取り組んでいる。
次のパンデミックや大規模な病気の発生は待ってくれません。
我々はまた、日本主導のG7プロセス、インド主導のG20プロセス、ノルウェーと南アフリカ主導のヨハネスブルグ・プロセスにも参加し、これらのさまざまなイニシアチブ間の一貫性と収束を促進している。
 
武見敬三厚労相は、日本の公衆衛生の主権をWHOに差し出す意味がわかったのでしょうか。国会での追及を求めます。

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