VOL.3
シリーズ なぜ”NEWS”にはまったのか
3 オリジナルメンバーの印象② 慶ちゃん
(続き)
本日(令和6年5月1日)は、最年長・小山慶一郎さんの40歳の御誕生日です。先述のとおり、初めて拝見したのは、テレビ東京のバラエティ番組「Ya-Ya-yah」で、世間一般に数多いるような視聴者として、ザッピングの最中に見かけたものでした。
(1)K.K.Kittyのメンバー
(2)NEWSの最年長(9人期から6人期まで)
(3)NEWSのリーダー
(4)究極の平和主義者
補記:呼ばれ方/遭遇エピソード
(1)K.K.Kittyのメンバー
平成15年の上半期、K.K.Kittyの最年長は19歳の大学生、周りの中高生(メンバーや他の年少グループなど)と比べてお兄さんの立場であるから、当初からMCを担うことが多かったように見受けられます。しかし、ほぼ中学生の集まりに高校生を数名という中で、すんなり溶け込んでいたのです。
一つは、社交性の高さにあります。年下相手であっても、対等にかつ偏りなく接していたように思います。時折、強く出ていたときもありましたが、今よりもみんなやんちゃな言葉遣いだったのは、そういう時代であったのかもしれませんが、中高生集団に話しかけることが親しみの一端だったように思います。
もう一つは、服装です。当時は、細身で手首や足首が見える丈、少し伸ばした髪が主流になり始めた頃、一足先に最先端のファッションを取り入れ、換言すると、所謂“ギャル男”に少し寄っていました。すなわち、見目が明るいのです。
そして、極めつけは、いじられキャラの面がこの時期からあったのです。ドッキリを仕掛けられた、キャリアが上の年下に苗字を呼び捨てにされるなど、格好のおもちゃでもありました。
(2)NEWSの最年長(9人期から6人期まで)
当時のリーダー、山下智久さんにまとめ役を任され、グループMCの中で、メンバーの動向を語るうち、自ら“メンバー愛”と題して、多くを語る能弁・雄弁な最年長という印象があります。
特に、ラジオ番組(文化放送「KちゃんNEWS」、平成17年〜令和6年3月)でメンバーをゲストに呼び、毎週談笑する様子が全国に流れたこと、音楽番組でコールをする姿は、にぎやかなお兄さんの印象に拍車をかけました。
K.K.Kittyの頃から一緒である、加藤成亮さん(現:加藤シゲアキさん)とは、夫婦漫才の如く、小山さんが天然ボケを炸裂し、加藤さんがそれに激しく突っ込む関係は、現在も続いています。
(3)NEWSのリーダー
さて、平成23年、6人で活動し右肩上がりに活躍していた矢先、2人脱退という衝撃的な出来事が起きます。グループの継続が危ぶまれる中、4人で続ける意志を他の3人に伝えたのは小山さんでした。
また、当時、夕方の情報番組、日本テレビ「NEWS every.」のサブキャスターを務めていた縁で、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の津波等による災害を受けた方々への取材をすることになったことを契機に、福祉や災害対策などに関する知識を習得されます。
手話検定準2級や防災士の資格を取得し、それを活かした社会活動を経て、ファンとの関係性にも変化があります。それは、みんなで幸せになろうという考え方を広く浸透させてきていることにあります。
例えば、ライブ会場の観客の座席は席種ごとに当日、ランダムで決まり、ステージからの遠近や特効から放たれたツアーロゴの描かれた銀色のテープ(銀テープ)が降ってくるか来ないかなど、色々と不平等が生じます。
観客はどうしても、“我先に”となりがちですが、このような主旨のことをおっしゃいます。
しかし、この後、今度は“銀テープを複数持っている人は持っていない人にあげるべきだ”という屁理屈が生じてしまいます。
(4)究極の平和主義者
このように、ファン同士のいざこざが生じない、あるいは鎮静するよう、適切に指導(?)するのはまさしくリーダーなのです。
また、TBS「NEWSな2人」にて、幼少期に父が家庭内暴力を起こし、両親を別れさせて母子家庭となったことを語る中で、怒声や暴力が嫌いだとおっしゃっていました。
また、元メンバーと私的に交流していることや御家族とメディア出演をされる機会もあり、縁を大事にされ、愛情深さを感じます。
しかしながら、今、ファン同士が勝手な規制を妄想で築き上げ、それを火種として“ああしろ”“こうしろ”、“そんなことするな”“やめてくれ”とネット上で喚いているのを散見します。もしこういった悪意を御覧になっていたとしたら、嘆かれることでしょう。
呼ばれ方:メンバーやファンはどのように呼んでいる?
遭遇エピソード
実は、一度だけ御本人にお会いしたことがあります。
共演者の方や裏方の人たちと和気藹々と話され、マネジャーさんには優しい口調で頼み事をされたり、確認したりしていらっしゃいました。突発的な出来事についても“いいよ、いいよ、落ち着いて”と声かけをされ、実際にお会いして、穏やかで腰が低い方という印象があります。
そして、私がファンの1人であることを会員証をお見せしてお伝えした際、ご本人から“慶ちゃんと呼んでいいよ“とおっしゃっていただき、また、私に“名前が似ているからしんちゃんだね“と呼んでいただきました。そして、会員証にプレミアがつき、当時の発売したての雑誌「TVガイドPerson」で単独表紙を飾っているのですが、こちらにもプレミアがつきまして、会員証は常時携行、雑誌は神棚にあります。