見出し画像

弥富市の橋めぐり・鉄道橋と樋門編

4月8日(土)は名古屋スリバチ学会の弥富のフィールドワークへ。
地元の海部地域ということもあり、勉強を兼ねて参加させていただきました。
今回は鉄道の廃線跡にピックアップして書きます。

①日本毛織弥富工場専用線

日本毛織弥富工場専用線の分岐付近

昭和5年、昭和毛糸紡績株式会社(現在の日本毛織)の専用線が開通しました。その線路跡は現在のアオキスーパー総合物流センターやザ・ビッグエクストラ弥富店付近まであった模様です。

住宅地に橋のかかった跡が

②木曽川橋梁

オーバークロス高架橋脚

現在の近鉄名古屋線の木曽川橋梁は昭和34年の伊勢湾台風の直前に完成した二代目の橋梁で、初代の橋梁は国鉄から近鉄の前身伊勢電気鉄道に払下げされたものです。そのため、国鉄線を乗り越えるためにオーバークロスしていたのですが、そのあとが今でも残っています。
なお、現在の二代目の橋梁は見ていただくとわかるのですが、一部の鉄橋のデザインが異なります。これが伊勢電気鉄道宮川橋梁を移設したものになるそうで、歴史を感じさせる構造物だと感じました。

伊勢電気鉄道宮川橋梁を移設した部分

今回は、地元から近い場所をまち歩きさせていただきました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?