話してみないと分からない
今日、研究室の先輩としゃべった。
私の通う研究室の人間関係はサガミオリジナルよりも薄く、
挨拶から世間話までままならなかった。
距離感もビミョーで、話すとしたら業務連絡くらいなものだ。
しかし今日、M1の先輩が私に話しかけてきたのだ。
「〇〇くんはゲームとかやるの?」
「は、はい。そこそこですかね」
ここから、2時間近く会話が続いたことに驚いている
自分がやっている研究内容について親身に聞いてくれたし、
ゲームとかサブカルの話はとどまることを知らないほどに盛り上がった。
今日感じたのは、「話すことってすげー大事だな」っていうこと。
雑談でも何でもいいから話しておくと、空気的に楽になるし、研究についてのディスカッションも進む。
何より、私に近い価値観を先輩も持っていることに気づけた。
彼は狩猟免許を取ろうとしているらしく、「新卒カードを捨ててでも取るくらいの覚悟がちょうどいい」と言っていた。
確かに、新卒で就職するとかルートの1つでしかないよな。それが正義だの正しいだの言っているほうがおかしいのかもしれない。
「小中高大学就職、このルートに猶予がない」とも言っていて、そう考えると、決まり切っていて面白くないなって思う。
「その流れをいかにして断ち切れるかっていう」
甘い話ではないが、若い人にとってこういう考えは大事だと肯定したい。
とにかく、人とは話してみないと分からない。
そこから違う発想が生まれたり、
新しい考え方を価値観として受け取れたり。
やっぱり、人と話すことは大事だったのだ。