ペニシリン
みなさん
ペニシリンという抗生物質をご存知ですか?🐕
これは肺炎などに効く薬ですね。
私は大学の実験で、このペニシリンの元となる青カビ(Penicillium)を培養した事があるのですが、「カビ」なので、まあ気持ち悪かったですよね😊
それはさておき、
このペニシリンという抗生物質ができた経緯をご存知ですか?
1928年にイギリスのアレクサンダー・フレミング博士によって発見された、世界初の抗生物質です。
フレミング博士があるとき…
ブドウ球菌を培養していました。
その培養していたお皿にたまたま、青カビの胞子がペトリと落ち…
気づいたら…
カビの周囲のブドウ球菌が溶解していました。
つまり、毒性の強い病気の元となるブドウ球菌がカビによって、殺されていたのです。
そこに着想を得て、できあがったのがペニシリンです。
これは、実験失敗からの偶然起きた大成功ですね。
棚から牡丹餅、怪我の功名、災い転じて福となす
です。
現在、わたしも化学研究を行っているのですが、やはり結構ミスや失敗をします。
…ですが、
もしかしたら、その失敗は失敗ではなく、何か次に繋がるものがあるかもしれません。
その失敗から、有益な薬が作れるかもしれませんし。
つまり、この世の中の失敗は失敗ではないのです!
エジソンも
わたしは失敗したのではない。上手くいかない方法を1万通り発見したのだ。
と言っています。
この失敗理論
研究だけでなく、スポーツや音楽、仕事、人生など多くの面で応用できますよね!
みなさんもたくさん失敗のようなものをして、そこからたくさん学びを得ていきましょう!
それではさよなわんわん🐕
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