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【モヤカラ♪ vol.51】コミュニケーションのすれ違いに「Win-Winの実行協定」を

フリーランスにとって、一番ありがたいのは「仕事の依頼」です。その次にありがたいのは、依頼の手前にある「相談」でしょうか。

できれば気軽に声をかけてもらいたいし、こちらとしてもお役に立ちたい。そうしてもっと「働くをわくわくに」なってもらいたい……!!

第51回「モヤモヤをカラッと♪(モヤカラ♪)」のゲスト・めいここと和久明さん(@fukurasuzumay)は、そんな想いを抱いて開業されたばかりの社会保険労務士さんです。

17万人社員がいるグループで人事手続き業務を担当された経験や、ライフプランセミナー講師といった経験を活かし、活動しておられます。

資格を取られたのは4年前だそうで、お勤めをしながら開業準備していたとき、勤怠管理についての相談を受けました。

何かヒントになればと提案書を作り、無償でお渡ししたところ、「これを社労士さんに依頼するといくらになるの?」と聞かれたのです。

わたし自身、フリーになって一番困ったのはサービスの「値付け」でした。知り合いの本屋さんも、「古本屋にしたかったけど、値付けの手間を考えたら新刊書店にしてよかったと思うよ」と仰っていたので、業界は違えど共通するお悩みなのかもしれません。

めいこさんもやっぱり困りました……。笑

情報収集したり、仕事が忙しかったりして後回しにしてしまった結果、イタ~いフィードバックをいただくことになってしまいました。

「時間がかかりすぎじゃないですか」

はぁーー、泣きたい。

仕事や立場が変わって間もないころや、新しい仕事に携わるとき、一番大切なのは「期待」を明確にしておくことです。

所用時間や費用、納品形態など、そこにズレがないことが、何より重要なんですよね。でも、なかなかそれを言語化して伝えてもらえることはないし、依頼している本人もハッキリ分かっていなかったりもします。

長くITサポートデスクを担当していた、むらけんさん(@muraken7habits)が、意識しているのは「緊急度の仕分け」なのだそう。

また、『7つの習慣』は「Win-Win実行協定」を決めることが大切だと指摘しています。

人間関係を築ければ、Win-Winの中身を明確にし、そこに至るまでの道筋を示した協定を結ぶことができる。業務契約やパートナーシップ協定などと呼ばれ、人間関係のパラダイムは、上下関係から対等な立場で成功を目指すパートナーシップの関係に変わる。

『完全版 7つの習慣』

ここで大切なのは、“お互いに” Win-Winの中身を明確にすることです。

普段の仕事やコミュニケーションの中で、自分のWinは後回しにしがちだったりしませんか?

そうすると、発注者-受注者という上下関係が生まれてしまいます。どうせなら対等な立場で「パートナーシップ」をめざしたい!!

これこそ、めいこさんのような専門資格をお持ちの方が意識したいところかも。

「Win-Win実行協定の5つの要素をカードに書いて、いつも目にするところに置いておくようにします!」

そんな「明日からできる小さな小さな一歩=チョコッと7」を宣言して、すぐに実行されるのが、めいこさんのすごいところです。

新しいことに取り組むとき、初めての方と仕事をするとき、まずは「Win-Win実行協定」を整理してみてください。

そうすることで、仕事のメリハリが付けやすくなりそうですし、自分のモチベーションも維持できそうです。

チャレンジには不安とワクワクがつきもの。やってみて壁にぶつかることはたくさんあるけれど。

自分のWinを明確にすることは、「第2の習慣:終わりを思い描くことから始める」に繋がります。

「終わり」をクリアに描いて、どうか日本にもっと「働くをわくわくに」があふれますように!


「パラダイムシフト=パラダイムを自覚して、世界の見え方が変わる」と、自分の世界が広がります。

「モヤカラ♪」では、ゲストのモヤモヤを聞きながら、問題の根っこにあるパラダイムを一緒に考えることで、明日のワクワクにつながるヒントをお伝えしています。

めいこさんのお話は、こちらから聴くことができます。仕事の進め方がうまくいかない、自分の意見を言い出しにくいといったことがある方は、ぜひ聴いてみてください!

「7つの習慣セルフコーチング」の公式サイトはこちら。

「モヤカラ♪」過去の放送はマガジンにまとめています。

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