日々の言葉 #87『はずれ者が進化をつくる』
今日の言葉は、稲垣栄洋さんの『はずれ者が進化をつくる --生き物をめぐる個性の秘密』から。
雑草を研究されている稲垣栄洋さん。本で紹介されている「雑草戦略」に、驚くことばかりでした。
そしてまた、表紙の足跡がかわいい…!
ちくまプリマ―新書って自由なとこありますね。笑
よく言われている、「雑草は、踏まれても踏まれても立ち上がる」
は、実は事実ではないと聞いて、衝撃でした!!!
えー、なんだかだまされていた気分です……。
こんな風に、わたしたちは「きっとこうだろう」「たぶんそういうことよね」と、ふんわりした状態で世界を認識しています。でも、それって「ファクト」ではないんですよね。
同じように、「わたしはこれが得意だから」「こういうタイプは苦手だし」と、カンタンに決めつけてしまっては、大事なことを見落としてしまう可能性もあるのではないでしょうか。
『7つの習慣』の第6の習慣である「シナジーを生み出す」は、複数のアイディアから「第三の案」をみつけることです。妥協案ではなく、「第三の案」なんです。これが難しい……。
稲垣さんは、「勝者は戦い方を変えないけれど、負けた方は工夫を重ねて戦い方を変えるもの。生物の進化も、常に敗者によってもたらされてきた」と語っておられます。
生物の進化とは違うかもしれないけれど、工夫を重ねることで「第三の案」がみつかることもありそうな気がしませんか?
考え続ける姿勢、変化する勇気を持ち続けることが、大切なのかもしれませんね。
なんてことを、実は自分に言って励ましているのです、今日は。昨夜、コーチの勉強会があって、ロープレ実習をしたのですが。
恥ずかしいぐらいにボロボロのドタバタのアワアワ!!!
途中でギブアップと叫びたくなるような状態でした……。原因は、準備不足。もうこれに尽きます。
負けを重ねることで工夫が生まれるし、自分を進化させることができる。雑草は踏まれても立ち上がらないかもしれないけれど、わたしは違うぞ!と言い聞かせています。笑
だって、落ち込んでいるヒマはないから。
では。
今日、いつもの行動をひとつ変えてみませんか?
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「なぜ」が人生を深くする。
毎日、小さな問いを発信しています。
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