【モヤカラ♪ vol.41】新社会人に贈るエール
今日一日の仕事に対して、「つまらないことばっかりだなー」と思うか、「めちゃおもしろいなー」と思うか。
出来事を解釈するベースになっているのが、パラダイムです。
つまらない、しんどいことばっかり、どうせ次も失敗する……。そんな意識をもっていたら、きっと考えているとおりの結果が起きます。
逆に、ものごとをおもしろがれる能力があれば、目の前に起きる出来事はすべてワクワクの元になるでしょう。
第41回「モヤモヤをカラッと♪(モヤカラ♪)」を配信した4月1日は、新年度が始まる日。そこで今月の「モヤカラ♪」は、この春から新しい環境に飛び込むことになった方へのエールを特集でお送りすることにしました。
『7つの習慣』を学びながら実践する7SALONメンバーにアンケートを実施。たくさんいただいたご意見の中から、まずは先輩陣から新人たちへのエールをご紹介します。
一番戸惑ったこと
「社会人になったばかりのとき、一番戸惑ったことはどんなことですか?」という質問には、こんな声が寄せられました。
与えられた問題に対して、100点を取ればOKだった学生時代。でも社会人になると求められるスキルが大きく変わります。
ロジカルシンキングや、ブラインドタッチといった仕事をする上での基礎的なスキルはもちろん、名前が覚えられない……というのは、つらいところ。
わたし自身は「正解がないのか!?」というパラダイムシフトが強烈に記憶に残っています。
そして、この時期の「主体性発揮度(第1の習慣:自分の人生に対して自ら選択し、自ら責任をとること)」の平均点は、5点満点で1.8点!
「モヤカラ♪」パーソナリティーのむらけんさんも、「それくらいだったかも」と仰っていました。その後、別のプロジェクトに参加したことをきっかけに、本当に好きな仕事が明確になり、転職を決めたそう。
学生時代の就職活動は「就職すること」がゴールになるかもしれません。でも実際に仕事をしてみると、もっと具体的に、リアルに、自分のやりたいことが見えてくることもあります。
その時、本当に主体的な選択ができるのかもしれないですね。
だから、社内横断のプロジェクトやイベントの幹事には手を上げるのがおすすめですよ。名前も覚えられるし、覚えてもらえます。
新社会人に贈りたいエール
社会人になって、一番うれしかったことは?と聞いてみたところ、「自分のお金で好きなものを買えた」という答えがダントツの1位に。
また、転職経験のある方からは、「転職先に受け入れられることを毎回毎回毎回喜べます」という声も挙がりました。
以前、新人研修で「給与明細の見方」という講座と、「お給料upの方法」という講座をセットで企画したところ、新人たちから大好評でした。お金の話は切実だもん。新人の段階で「お金」について知っておくのは大事だなーと思います。
最後に、アンケートに答えてくださった方から、新社会人のみなさんへのエールをお届けします。
むらけんさんからは、「いまは情報量も選択肢も多いので迷うことが多いと思います。でも、ぼくたちの時代よりも進んでいることもいっぱいあるはずです。お互い学び合う関係でWin-Winを考えていきましょう!」というエールが。
そしてわたしから贈るエールは「素直でいきましょう!」です。
ビル・ゲイツは「わたしの最大の仕事は、情熱を分かち合うこと」と語っていたそうです。
自分が選んだ仕事に対して、どんなパラダイムをもって接するか。できれば楽しめるところを見つけて、情熱を傾けられますように。
来週4月8日の「モヤカラ♪」では、新人を迎えた先輩たちへのエールをお届けします。どうぞお楽しみに。
新しい環境に飛び込んだ時こそ、『7つの習慣』が活かせます。「モヤカラ♪」は、これからもチャレンジする人を応援していきます!
「パラダイムシフト=パラダイムを自覚して、世界の見え方が変わる」と、自分の世界が広がります。
「モヤカラ♪」シーズン2は、ゲストのお悩みをうかがい、問題の根っこにあるパラダイムを一緒に考えることで、明日のワクワクにつながるヒントをお伝えしています。
今回の配信は、こちらから聴くことができますよ。新しい環境にチャレンジしている方、新人を迎えた先輩方、ぜひ聴いてみてください。
「7つの習慣セルフコーチング」の公式サイトはこちら。
「モヤカラ♪」過去の放送はマガジンにまとめています。