見出し画像

「べき論」を変換してみよう!

なにかに対して怒りの感情がわいたとき、わたしはよくメモ書きをします。

昨日は悲しいと腹立たしいがない交ぜになる感情を味わって、ひとりでガリガリと書き殴りながら、感情の奥底にある価値観を探っていました。

そうです。

不安や怒りの感情は、自分が大事にしている価値観を刺激されたときに湧いてくるのです。

自分の価値観=パラダイムが明らかになれば、目の前にある状況の何にイライラしているのかに気が付くことができます。

「○○だから、○○するべき」

そんな「べき論」が、無意識に自分を縛っていたことにハッとする。掘り下げてみるまでは、そんなものが自分にあるとは思わなかったりもするんですよね。

荻原浩さんの小説『押入れのちよ』に収められている短編「木下闇」にも、「べき論」で「何か」を守っている男が登場します。

「俺、長男だし。この家を守んなきゃならねえから」

一見、もっともらしい、このセリフ。実はとんでもない秘密に基づいたものだったのでした。

「べき論」で無意識に身を守ろうとしている人に、どう返しましょうか?

本日はこういう「トゲのある言葉」を、「ハッピーワードガチャ」に入れて「ま~るい言葉」にしてみましょう!

今日使ったのは、「ホント?術」です。

長男は家を守るべきだから

ホントは何がしたいの?
ホントは何を守ってるの?
ホントはどこに行きたいの?

セルフコーチングで自分に問いかけると、もっともらしい答えが出てくることがあります。

これに対しても「ホント?術」で、もう一階層奥にある言葉を聞いてみると、自分の本音に触れられるかもしれません。

モヤッときたら、「ハッピーワードガチャ」に入れて「ホント?」と問いかけてみてください。自分と向き合う時間は、パワーの源になりますよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?