【モヤカラ♪ vol.26】家事分担の不満は〇〇の不足が原因!?
内閣府の調査によると、「夫婦の家事・育児の分担割合」の最多は「妻9割、夫1割」だったそうです。おまけに約1割が「妻10割」と回答しています。
https://www8.cao.go.jp/.../net_riyousha/html/2_4_4.html
我が家でも、夫が早期リタイアした後は、積極的に“手伝って”くれるようにはなりました。
たぶん、“手伝って”というところがポイントなんでしょうね。「主体的に」自分の仕事と思ってない。だから説明してもできない、言ったとおりにやらない、あと一歩の気配りが足らない。
まるで、ひとりでは仕事を完了させられない新人さんを抱えた気分です……。
8月14日に開催した第26回「モヤモヤをカラッと♪(モヤカラ♪)」は、ゲストにあゆみさん(@ukiuki41256788)をお迎えし、「モヤモヤ」をおうかがいしました。
あゆみさんは、訪問言語聴覚士・ことばキャンプインストラクターというお仕事をしながら、ほぼワンオペで3人の娘さんを育てていらっしゃいます。
転勤族のため、数年おきに住む場所が変わり、海外子育ても経験されている、という方。そんなあゆみさんの「モヤモヤ」は、ゴミ捨てに関することです。
週2回のゴミの日は、ご主人が集積所まで持っていってくれるのですが。
「なぜ、他の部屋のゴミをまとめてくれない……!?
なぜ、次のゴミ袋をセットしてくれない……!?
キッチンにあるゴミ袋を集積所まで運ぶ=ゴミ捨てじゃないのよー!!!
ゴミ箱の周りもちょこっと拭いてくれたらラクなのに……」
あるある……。泣
『7つの習慣 ファミリー』には、コヴィー博士のこんな言葉が紹介されています。
あゆみさん家の場合、出張で家を空けることの多いご主人の分も、あゆみさんがカバーしてきた状態でした。
あゆみさん自身は、ご主人になにかを期待することがなくなってたかも、とのこと。そのため「ワンオペでやってきたおかげで、家事スキルも時短意識も上がったぜ!」と思うようにしていたこともあったのだとか。
それでもときどき、3周くらい回って、モヤーーーっとしちゃうんですよね……。
作家の田辺聖子さんのエッセイに、痛烈なものがあります。
新婚当時はね。なんでもやってあげたくなっちゃうかもしれない。でも、ちょっと待って! その「甘やかし」が、「赤児と同じに、手の掛る男」をつくっているのかもしれませんよ!?
ここで、「モヤカラ♪」パーソナリティのむらけんさんが(@muraken7habits)、家事分担を「割合」でとらえていると、多い・少ないの議論にしかならないのでは?と疑問を呈してくれました。
たしかに、巷で話題になるのは、「妻9割、夫1割」や「妻10割」といった、数値がほとんど。でも他の家庭でどうしているか、よりも、我が家でお互いに納得できる=Win-Winになれるルールをみつけることが重要なのです。
外で仕事をすることが多い男性にとって、自宅は「くつろぐため」の場でしょう。その想いは、家で家事をしている女性も、外で仕事をしている女性も同じです。
「くつろぐため」の場は、家族でつくりあげていくもの。
そのためのコミュニケーションができているかが大事なのかもしれませんね。
たとえば、家族で相談して、「お母さんに夏休みをプレゼント」してあげる、なんてどうでしょうか?
家事をしなくてもいい一日。自分が本当にやりたいことに向き合ってみると、夫婦の意味、家族の価値を再認識することができるかもしれません。
最後に、あゆみさんに「明日からできる小さな小さな一歩=チョコッと7」を宣言してもらいました。
「ゴミ捨てという大きなタスクに含まれる小さなタスクを、まずは1つだけ、やさしく伝えてみます」
あゆみさんに変化は訪れるのか。後日、報告していただきたいと思います!
「パラダイムシフト=パラダイムを自覚して、世界の見え方が変わる」と、自分の世界が広がります。
「モヤカラ♪」シーズン2は、ゲストのお悩みをうかがい、問題の根っこにあるパラダイムを一緒に考えることで、明日のワクワクにつながるヒントをお伝えしていきたいと思います。
次回の配信は、9月4日(月)22時10分からです。お楽しみに!
あゆみさんのお話は、こちらから聴くことができますよ。
「7つの習慣セルフコーチング」の公式サイトはこちら。
「モヤカラ♪」過去の放送はマガジンにまとめています。
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