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【モヤカラ♪ vol.12】「○○を脱げ!」カラッポな自分を自覚したら人生変わった

いま、「自分らしく」生きていますか?

そう聞かれて、「もちろん!」と言えるのが当然なはずなのに。当たり前のことがどんどん難しくなっているような気がします。

「お姉ちゃんなんだから、これくらいできねば」

「マネージャーだから、こうあらねば」

「母として、こうあるべき」

周囲の期待に応えようとすればするほど、なぜか息苦しくなってしまうこと、ありませんか?

第12回「モヤモヤをカラッと♪」では、ゲストのかなこさんが友人からもらったフィードバックと、それをきっかけにした大きなパラダイムシフトについて伺いました。

いまは3人の子どもさんと、1匹のワンちゃんのママである、かなこさん。若かりし頃のパラダイムシフト体験は、娘ちゃんとの一大プロジェクトへとつながっています。

ついついがんばりすぎてしまう方、キャリアを見直したい方、子育て中の方にもおすすめの話です!

「モヤモヤをカラッと♪」とは

毎月第1・第2月曜日の22時10分から、「モヤモヤをカラッと♪」というTwitterスペースを開催しています。

略して「モヤカラ♪」

人は、「パラダイム=ものの見方や思い込み」によって思考し、選択し、行動しています。でも、自分がどんなパラダイムを持っているかは、なかなか意識できません。

そこで、「パラダイムシフト=パラダイムを自覚して、世界の見え方が変わった瞬間」をうかがい、明日のワクワクにつながるヒントをみつけてもらおうというルームです。

毎日、仕事をしたり、子育てをしたり、友だちと話したり、ひとりでご飯を食べたり、生活する中で、「モヤモヤ」することがあります。

「そういう言い方ってどうなの!?」

「なんだかエラそうなんですけど、何様!?」

「モヤモヤ」には、自分の「パラダイム」が関わっていることが多いんですよね。

あなたの「モヤモヤ」が、「カラッと」なればいいなーという思いで開催しています。

第12回目のゲストは、かなこさん。

雪深い街で暮らしてらっしゃるんですが、いつ会っても、とってもパワフル! 存在自体が「かわいい……♡」方です。

そんなかなこさんが経験したパラダイムシフトとは!?

「○○を脱げ!」息苦しさの原因は

かなこさんがアラサーの頃の話です。

上からの期待に応えようとバリバリと仕事をして、できることも増えていきました。

充実感120%!!!

と言いたいところですが、なんだかモヤモヤしている……。「自分が自分じゃない」ような違和感がある。この頃、かなこさんは場の空気を読み、言いたいことがあっても飲み込んでしまう状態でした。

そんなとき、親しい友人から衝撃のひと言が!

「かなこさん、心にぽっかり穴が空いているみたいよ」

日々、こんなにがんばっているのに!? なんてことを!!!

なーんて、わたしなら思ってしまいそうなのですが、かなこさんは、

「そっか! そのとおりだ!」

と思ったのだそうです。

ずっと感じていたモヤモヤ。「自分が自分じゃない」ような違和感。

これは、心に穴が空いているからでは……。

友人の言葉をきっかけに、自己啓発を学ぶようになり、20代で一度読んだ『7つの習慣』に再び出会うことになります。

実は最初に読んだとき、「訳が分からなくて苦痛でしかなかった」とお話されていました。

でも、再読して、そう感じた理由も判明したのです。

自分を生きていないから、自分がカラッポだから、響かなかった。

特に、第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」の章を読んだとき、いまのような生き方をしていたら、終わりのシーンに中身がある気がしない……と感じたのだとか。

周囲の人の期待に応えようとがんばる自分。認めてほしいとがむしゃらになっている自分。でも、中身はカラッポ。そんなご自身のことを、「十二単を着ているみたいだった」と表現されていました。

十二単って見かけはキレイですが、なんと20kgくらいの重さがあるんです!

そりゃ、苦しいわ……。

自分の価値観や感情、なにより自分自身を大事にしなきゃと思い立ち、本当の感情に向き合うようにした結果、一枚ずつ「衣」を脱げるように。

そんなかなこさんの変化を見て、フィードバックをくれた友人も、

「顔が変わったね!」

と言ってくれたそうです。

歪んだ鏡と「セルフ・パラダイム」

「人間は社会的動物である」とは、古代ギリシャの哲学者アリストテレスの言葉です。

考えてみると、わたしたちは幼い頃からずっとさまざまな形で「社会性」を植え付けられていたような気がします。

「女の子なんだから」

「先輩なんだから」

「マネージャーなんだから」

でも、そうした社会通念の鏡に映った姿は、「本当の自分」でしょうか?

「モヤカラ♪」のパーソナリティであるむらけんさんが、『7つの習慣』の一節を紹介してくれました。

現代の社会通念や世論、あるいは周りの人たちが持っているパラダイム、それらはいわば社会通念の鏡である。もし人が自分自身を社会通念の鏡だけを通して見てしまうと、たとえるなら遊園地にあるような鏡の部屋に入り、歪んだ自分を見ているようなものである。

『完訳版 7つの習慣』

『7つの習慣』の著者、コヴィー博士は、人間を人間たらしめているのは「自覚」の力だと語っておられます。

社会通念の鏡に映る自分ではなく、自分に対する見方を自覚すること=セルフ・パラダイムこそ、人が効果的に生きるためのベースになるもの。

歪んだ鏡に映るかなこさんを見抜き、本来の姿を映し出してくれたご友人の勇気に、「ブラボー!」と言いたい気持ちになりますね。

ときには「十二単」が必要なこともあるでしょう。

大切なのは、「かぶり物を着ているゾ」と自覚することです。

いま、「自分らしく」生きているかどうか、分からなくなっている方がいれば、自分自身にたずねてみてください。

「かぶり物」を被ってない?

まとめ

人生で最大のパラダイムシフトを語ってくれた、かなこさん。この春、娘ちゃんが小学校を卒業されるそうです。

そこで、あるプロジェクトを考えたことを教えてくれました。

娘ちゃんpresents 母と娘だけの卒業旅行 in フランス!

かなこさんは「ふたりで卒業旅行をしようよ」と提案。どこに行くか、または行かないかも含め、すべての旅程は娘ちゃんによるプランニングです。

たくさんのガイドブックからフランスを選び、観光したい場所なんかもピックアップ済み。

かなこさんもフランスは初めてだそうで、

「どんな初体験ができるかドキドキですが、娘にもたくさんパラダイムシフトを起こさせたくて」

かなこさん自身を救ってくれたパラダイムシフト。娘ちゃんの視野が広がることを期待して腹をくくったかなこさんもかっこいいー!

娘ちゃんならできると信じ、すべてを任せて見守る姿勢は、見習いたいと感じました。土産話も楽しみです。

かなこさんのお話は、こちらから直接聞けますよ。ぜひ!

ゲストのパラダイムシフト体験を聴く「モヤカラ♪」。次の配信は、2月6日です。お楽しみに!


「7つの習慣セルフコーチング」の公式サイトはこちら。

講座内容はこちらに掲載されています。

「モヤカラ♪」過去の放送はマガジンにまとめています。


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