日々の言葉 #84『魯肉飯のさえずり』
今日の言葉は、温又柔さんの『魯肉飯のさえずり』から。
「魯肉飯」のことを「ルーローファン」だと思っていたんですが、これは中国語の読み方だそう。台湾語では「ロバプン」というそうです。
音感がかわいいですよね。
日本語と、中国語と、台湾語がミックスされた文化の中で描かれる、台湾人の母を持つ桃嘉と、慣れない環境で子育てをする母の葛藤。
「魯肉飯」というソウルフードを軸にした、自身のルーツをたどる旅小説といえます。
『7つの習慣』の第5の習慣は「まず理解に徹し、そして理解される」です。
「信頼口座」に信頼を貯めるなら、まずこれが必要なんですけど。意見が対立したときって、人の話を聴く余裕なんてなくなってしまいませんか?
夫の浮気を疑っている桃嘉もやはり、話を聴きたいと思いつつ、ウソだと分かっている話を聴きたくないとヤキモキしてしまうんです。そして思い出したのが、母が言っていた台湾の言葉、
「なぞればなぞるほど、黒くなる(何かをごまかすために喋れば喋るほど、疑わしくなる)」
でした。
以前、勤めていた会社に、「ウソつきの達人」のような人がいました。毎朝3分から5分くらい遅刻してくるんですが、その理由がちょっとせこくて。笑
さぁ、今日はどんな理由なのかなー?
なんて、イライラしながら楽しみにもしていました。
「それって本当だろうか?」と思うときほど、実はしっかり聴いたほうがいいのです。あなたのことを理解しようとしているんですよ、という姿勢を見せることで、相手の中に変化が生まれるから。
頭ごなしの叱責よりも、よほど効果的ですよ。
人の話を聴くために、心掛けていることはありますか?
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「なぜ」が人生を深くする。
毎日、小さな問いを発信しています。
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TCS認定コーチ・7つの習慣セルフコーチング認定コーチのしんちゃんです。
コーチングに興味ある!という方は、こちらのnoteもご覧ください。