【モヤカラ♪ vol.30】100年後に残したい話を「語る力」が欲しい!
あなたには「100年後に残したい話」はありますか?
そう聞かれて、どんな話が思い浮かぶでしょうか。わたしみたいに「パイプの浮かんだラーメンを食べた夜」のつらい記憶を思い出す人もいるでしょうし、子どもが初めて「ママ」と呼んでくれた瞬間という方もいるかもしれないですね。
愛媛県のラジオ局「FM愛媛」でアナウンサーをされている高橋真実子さん(@mamiko_ehime)は、いっぱいいっぱいだったある日の出来事、スーパーで見知らぬおばちゃんがくれたひと言を思い浮かべたそう。
ラジオのアナウンサー、そしてコーチとしても活動されている真実子さん。いま、ご自分の講師力を上げるために「全国講師オーディション」にチャレンジされています。
「100年後に残したい話」がテーマのオーディション。課題は、10分の動画を制作することだけ。
「これならできるかも!?」
と、「なんとなーく」決めちゃったそう!
いやー、好きです。このノリ!!
でも、それがモヤモヤ生活の始まりだったのです……。
10月9日に配信した第30回「モヤモヤをカラッと♪(モヤカラ♪)」は、そんな高橋真実子さんをゲストに迎え、子育てと仕事の両立に悩んだ日々のこと、そしてチャレンジの背景についてうかがいました。
ラジオ番組のパーソナリティを務める真実子さんにとって、一番の武器は、「美しい話し方」です。
いろんな意味が含まれているのですが、ここではイメージしやすいように、あえて「美しい」と呼びますね。
真実子さんは長年にわたって、こうした技術を磨いてこられたわけですが。「講師」に求められる「話し方」はぜんぜん違った!!!
世の中には「話し方」や「伝え方」のハウツー本があふれていますが、そもそもどういう場で、何を目的にして話すのかによって違うんだ!というのは、わたしにとって一大パラダイムシフトでした。
ラジオは、日常の中で「聞き流して」もらうメディアです。でも、何かの講演に集まる方の前でお話するなら、聞き流されては困ります……。
コーチは相手の話を聴き、少し斜めの視点から質問をします。基本的に1on1なので、大仰な話し方は必要ありません。
でも「講師」は、聴衆のハートをガシッとつかみにいかないといけないのです!
すべてを完璧にやろうとムリをしていた自分の想いを、孤独をなくしたいという取り組みを、100年後に残したいと感じた出会いを、どうやって語るか。
真実子さんにお話を聞くうちに、見えてきたキーワードは、「解放」でした。
ラジオでは「美しい話し方」をしなければというパラダイム=考え方は、武器であると同時に、それ以外の話し方を自分に許容しないという「戒め」にもなってしまいます。
この戒めから解放されたら……。
新境地が開けるのかもしれません。
これ、真実子さんだけじゃなく、わたしたちの日常にも「あるある」なパラダイムですよね。
最後に、「明日からできる小さな小さな一歩=チョコッと7」を宣言してもらいました。
「オーディション予選投票への応援をFacebookなどでしてきたんですけど、明日からは個別にメッセージを送ってみようかな」
穴があったら入りたいくらいの恥ずかしい体験も、100年後には誰も覚えてはいません。だったら。
やっちゃえ、真実子さん!!
予選投票の締め切りは10月21日です。こちらの動画から視聴と投票ができますよ。ぜひ!
真実子さんはわたしにとって、同じコーチとして活動する先輩であり、仲間でもあります。
プロのアナウンサーとして活動しつつ、自分の伸び代に向かって挑戦する姿に「かっこいい……!」と感じていました。
そして、動画の中で真実子さんが語る、「仕事も子育ても完璧にやらなくては」という思い込みがつくる「孤独」。ワーママさんが陥りがちな孤独をなくしたいという想いにも、深く共感します。
どうか、12月の本選に進んで、力強く語ってほしい。
「傾聴」には、孤独をなくす魔法の力があるのだと。
心から応援してます!!!
「パラダイムシフト=パラダイムを自覚して、世界の見え方が変わる」と、自分の世界が広がります。
「モヤカラ♪」シーズン2は、ゲストのお悩みをうかがい、問題の根っこにあるパラダイムを一緒に考えることで、明日のワクワクにつながるヒントをお伝えしています。
次回の配信は、11月6日(月)22時10分からです。お楽しみに!
今回の配信は、こちらから聴くことができますよ。
「7つの習慣セルフコーチング」の公式サイトはこちら。
「モヤカラ♪」過去の放送はマガジンにまとめています。