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【モヤカラ♪ vol.44-2】親父ギャグとの付き合い方

毎月第1・第2月曜日の21時から、X(旧Twitter)のスペースを使って、「モヤモヤをカラッと♪(モヤカラ♪)」という配信をしています。

今月は「仕事中あるある」のモヤモヤを特集しているのですが、リスナーの方から送っていただいた、このモヤモヤを見たとき、笑いが止まりませんでした。

親父ギャグが好きな上司への反応に困っています。笑ってあげないとダメなのか?嫌がられているって気づいてほしい。

そうなのよ!! 気づいてほしいの!!!

親父ギャグって、何目的であんなに連射されるものなの!?

なんて、かつての上司のことを思い出してしまいました。

調べたところ、かつてNHKの「チコちゃんに叱られる!」で、「なんでおやじ(中高年男性)は、“おやじギャグ”を言うの?」という放送があったようです。みんな感じることは同じなんですね。

番組の中で脳科学者の茂木健一郎さんが解説してくれたところによると、親父ギャグは「中高年男性の脳の働きの特徴から生み出されてくるもの」なのだそう。

人生経験を積んで、ボキャブラリーが増え、連想記憶の達人となった中高年男性だからこそ生み出せるものなのです。

へーーー!!!

「モヤカラ♪」パーソナリティーのむらけんさんともそんな話をしていたのですが、受ける側として一番モヤッとするのは、

ドヤ!!

という表情ではないかという点で一致。相手が上司である以上、「やめて」と言うのは現実的ではないため、こういう場面もやっぱりユーモアで乗り切りたいという話になりました。

というのも、『7つの習慣 ファミリー』には、人間だけに授けられた能力として、「ユーモアのセンス」が挙げられているのです。

ユーモアは人間関係の潤滑油にもなり、垣根をなくす働きもする。ほかにももっと、ここには書ききれないほど多くの効果がある。
ユーモアのセンスは、(中略)物事を広い視野で大局的に見られるようになり、「細かいことにくよくよ」しなくなる。ある意味で万事が小さなことなのだと気づかせてくれる。

『7つの習慣 ファミリー』

かつての上司は、しょっちゅう親父ギャグを言っていましたが、わたしは完全にスルーしていました。

(関西人は、そんなことで笑わへん!!!)

と、謎に意地を張っていたのですが。いま考えると、上司は単にコミュニケーションをとりたかっただけなのかもしれない。笑いによって、垣根をなくしたかったのかもしれない。

スルーすることで、大事なコミュニケーションを失っていた可能性もあったのです。であれば、こちらもユーモアを持って付き合うことも選択できますよね。

「惜しい! 今日は3点くらいですね。またがんばってください」

なーんて、返せたらいいのだけど。

親父ギャグにモヤッとするこちらだって、ユーモアのセンスを試されているわけです。

年代が違ったり、役職が違ったりすると、どうしてもコミュニケーションに溝が生まれます。お互いにセンスを磨いて、ユーモアで乗り切る方法もありそうですね!


毎月第1・第2月曜日の21時から配信している「モヤカラ♪」では、モヤモヤを募集しています。たとえば、こんなものです。

・何回説明しても洗い物が雑でイラッとする…
・残業を頼まれると断れない
・朝ランしようと思ったのに、起きられなくて挫折してしまった…

『7つの習慣』は「世界で一番売れているビジネス書」と言われていますが、実は活用範囲はビジネスだけに止まりません。

また、本がね。540ページもあるので、読むのも大変なら、活用するのも難しい本なんですよね。

そこで、仕事や家庭の中で感じたモヤモヤを、『7つの習慣』でカラッとさせる技を考えていきます。こちらのフォームからぜひ、ご協力お願いいたします。


今回の配信は、こちらから聴くことができます。

「7つの習慣セルフコーチング」の公式サイトはこちら。

「モヤカラ♪」過去の放送はマガジンにまとめています。


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