「おまえももっとガンバレよ!」を変換してみよう!
「おまえも弟子を見習ってもっとガンバレよ!」
こんなことを言われると、
(よけいなお世話だ!!!)
と思いますし、
(もう十分がんばってるよ!!!)
という思いもこみ上げてきます。
こんなことを言われたら、どう返しますか?
本日もこういう「トゲのある言葉」を、「ハッピーワードガチャ」に入れて「ま~るい言葉」にしてみましょう!
今日使ったのは、「入れ替え術」です。
他人の成功を素直に喜ぶことができない状態のことを、『7つの習慣』では「欠乏マインド」と呼んでいます。
「パイはたった一個しかなく、誰かがひと切れ食べてしまったら、自分の取り分が減ってしまう」
こういう、言わばみみっちい考え方のこと。逆に、「すべての人に行き渡るくらい、たっぷりある」と考え、他人の成功を心から祝福できるのは「豊かさマインド」です。
『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』に紹介されている、「テイカー」もやはり、「欠乏マインド」でいっぱいなのだなと感じます。「欠乏」しているのに「いっぱい」とは、ヘンな表現ですが。笑
「欠乏マインド」のパラダイムを持っていると、とうぜん「Win-Winを考える」ことはできません。だって、相手に「Win」を渡したくないんですから。
最近の日本のお笑いは、「欠乏マインド」を刺激するものが多いなーと感じているのですけれど、これは社会情勢の反映なのでしょうか……。
「欠乏マインド」による笑いにばかり触れていると、それが貧しい発想だと気付けなくなりそうで、怖い。
今日のセリフは、青山美智子さんの小説『赤と青とエスキース』からいただいたのですが、揺れ動きながらも「豊かさマインド」にあふれたストーリーで、とても温められました。
あるカップルと一枚の絵が織りなす運命に、読み終わったとたん、二周目に入ってしまった。
「入れ替え術」をうまく使って、「豊かさマインド」に満ちた毎日を送りたいですね。