【モヤカラ♪ vol.52】ブレない心のつくり方
2022年11月にChatGPTが公開されて以降、「AI」という言葉を聞かない日はないくらいですが、みなさんはどれくらい使いこなしていますか?
議事録の作成やプログラミングが便利になる、壁打ち相手として最高などなど、いろいろと言われていますよね。
第52回「モヤモヤをカラッと♪(モヤカラ♪)」のゲスト・さくやさん(@KCOMJ0515)も、「流行りの技術を使ってみたい」と講座に参加されたそう。
でも、つまらなかった……。笑
さくやさんのお仕事では使うことができず、活用イメージがわかなかったことが原因だそうですが、この講座をきっかけに、さくやさんはAIアートに出合うことになります。
まだ始めて一年とちょっと。なのに、こんな絵が描けるんです。すごーーい!
この透明感! 絵を初めて見たとき、ドキドキしたことを覚えています。
自分で絵を描くと「画伯」だけれど、こんなことまでできるんだ。「できなかったことができるようになる」というよろこびも味わえる。そして、身体に障がいがある人でも音声入力で絵を描くことができる。触法少年の更生プログラムにもなるかもしれない。
そんなAIアートの可能性にも引かれ、絵を描き続けたさくやさん。ついにKindleで絵本を出すことを決意されました。
ところが。
たくさんの応援コメントに、さくやさんは迷ってしまったのです……。
「“読みたい”というお声をたくさんいただいて。あれ? “眺める”じゃなかったんだと思って」
はじめにとあとがきも必要なのかしら。じゃあ、ついでにここも直しておこうかな。あ、こっちも手直ししなきゃ。Kindleだしダウンロード特典もあるといいかも。
そんな感じでどんどん作業が広がり、当初の出版予定だった8月を過ぎ、カレンダーは9月になっていました……。
「手放すことが大事、やること・やめることを決めることが大事って、分かってはいるんですけどね。他の方はどんな“はじめに”を書かれているのか、調査して書いて、削って書いてって、迷うばかりなんです」
むらけんさん(@muraken7habits)が指摘してくれたのは、自分にとっての最優先事項が何かを明確にすることの重要性です。
さくやさんにとっての「最良」は、絵本を読んだ人に癒やしを届けることだったはず。
もしかして、いまのさくやさんに必要なのは、「完璧主義」か「出版すること」のどちらが「最良」なのか、整理することなのかもしれません。
「よそ見を止めます! そして9月中には出版します!!」
そんな「明日からできる小さな小さな一歩=チョコッと7」を宣言してくださいました。
初めての絵本であり、これからの“名刺”にもなりそうな作品集です。大事に大事に仕上げたい。けれど、作者である自分がリリースしなければ、読者は見ることができません。
そうなると、死ぬまで手を加え続けた「モナ・リザ」か、着工から約150年経ってようやく完成の日がみえてきた「サグラダ・ファミリア」になっちゃう……。
「そんなつもりはなかったんですけど、いつの間にか完璧主義に陥ってたかもしれないですね」
クリエイターにとって一番難しいのは、「これで完成!」とリリースする勇気と覚悟なのかもしれません。そしてもうひとつ。
ここまで作り上げた自分を信じること。
さくやさんの絵本は9月中にKindleで発売されます。←断言!
みなさん、一緒に待ちましょう。静かにエールを送りながら。
「パラダイムシフト=パラダイムを自覚して、世界の見え方が変わる」と、自分の世界が広がります。
「モヤカラ♪」では、ゲストのモヤモヤを聞きながら、問題の根っこにあるパラダイムを一緒に考えることで、明日のワクワクにつながるヒントをお伝えしています。
さくやさんのお話は、こちらから聴くことができます。やりたいと思っているのに、なかなか手をつけられない。やりたいことばかり増えていって行動に移せない。そんな悩みをお持ちの方は、ぜひ聴いてみてください!
「7つの習慣セルフコーチング」の公式サイトはこちら。
「モヤカラ♪」過去の放送はマガジンにまとめています。