ドラマの「アンニョンハセヨ」を数えてみたら衝撃的だった
こんにちは。韓国映画・韓国ドラマ好きのキャリアコーチ・しんちゃんです。
日本のドラマよりも感情表現が豊かで、詩的なセリフも多い韓国ドラマ。これはコミュニケーションを学ぶ素材としてピッタリだなーと思って、YouTubeを始めてみました!
1回目の動画は、「“アンニョンハセヨ”だけじゃない!? あいさつのナゾ」と題して、韓国ドラマを見始めたころ、ものすごく疑問に感じていた「あいさつのナゾ」を深掘りしてみました。
韓国語の教科書には、日本語の「こんにちは」は「アンニョンハセヨ」ですよ、と紹介されているのですけれど。
ドラマを観ていると、あんまり出てこないんです……。
そこで「賢い医師生活」というドラマのシーズン1の第1話で数えてみました。
わたしなら「アンニョンハセヨ」とあいさつするな、という場面で、なんと言っているか、です。
およそ、衝撃的な結果になりました……!!
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4/33!!!
「少ないな……」と思ってはいたものの、この結果にはさすがにビックリしました。ただ、シーズン1の第1話はお葬式のシーンもあるので、そもそも「アンニョンハセヨ」というあいさつをする機会が少ないのかもしれない。
(日本でもそうですが、お葬式の場ではあいさつが異なります)
そう思って、念のため、シーズン2の第1話でも数えてみました。
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16/38!!!
ちょっと増えました!! とはいえ、半分以下なんですよね……。
実はYouTubeを作るにあたって、「アンニョンハセヨって言わないなー」というのは、ネタとして最初から考えていたものでした。
とはいえ、いちおう検証してみたほうがいいな、と数えてみて、自分が一番驚きました。笑
シーズン1と2で、約3.5倍の差があるわけですが、かといってシーズン1の第1話が極端に少ないのかというと、そうでもないと思われます。他のドラマでも、たぶんそれくらいなんですよね。
なぜ、教科書には、日本語の「こんにちは」は「アンニョンハセヨ」ですよ、と載っているのに、実際には使われていないのか。
答えはぜひ、動画をご覧ください!
単に言葉を置き換えるだけでは伝わらないのが、異文化コミュニケーション。「伝わったことが伝えたこと」とよく言われますが、自分が無意識に「当たり前」にしていることが前提にあると、齟齬が起きてしまう。
海外ドラマを観ていると、その無意識の「当たり前」に気付いてハッとするんですよね。
2本目の動画は、10月1日に公開予定です。
テーマは「おばちゃんの境界線」。楽しみにしていただけるとうれしいですー!