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日々の言葉 #97『トニー流 幸せを栽培する方法』
今日の言葉は、トニー・ラズロさんの『トニー流 幸せを栽培する方法』から。
小栗左多里さんのマンガ『ダーリンは外国人』に登場した、“ダーリン”こと、トニー・ラズロさん初のエッセイです。
トニー・ラズロさんはアメリカ出身のジャーナリストで、語学オタク。おまけに複数のアイデンティティを持っているせいか、異文化への興味の持ち方がハンパない。『幸せを栽培する方法』にも、各国語のことわざが掲載されています。
「後を歩くな、私が導くとは限らない。前を歩くな、私が従うとは限らない。真横に付いて、一緒に歩こう」
こちらはウト語のことわざだそう。「ウト語」って、どこに住んでる人たちなんだろうと探してみたら、どうやらアメリカ先住民の言葉のようです。
コーチングをする際、コーチは、クライアント(話をしている人)と同じ角度から問題を見ないようにします。そのせいか、このことわざを読んで、「おおおぉぉぉっ!」となったのでした。
クライアントの問題に対して、同じ角度から見ないようにする。この姿勢は、セルフコーチングにおいても同じです。
ただ、「セルフ」というだけあって、対話する相手も自分なんですよね。
そうなると、角度を変えるのが難しい……気がしませんか?
ウォルト・ディズニーは、ひとりでアイディア会議を行なうとき、部屋を移動していたそうです。
① ひたすら空想して、アイディアを出し続ける「夢想家」の部屋
② 夢を現実化することに全力を尽くす「実務家」の部屋
③ 具体的なプランのあら探しをして、欠点や可能性を探る「批評家」
物理的に視点を変えるわけですね!
さすが、「角度を変える」大切さを分かっていたのでしょうね。
セルフコーチングをするときも、位置を変えてもいいかも。テーブルの周りをグルグルして、実際に見える景色を変えると、対話も深まりそうだなと思います。
コーチは、相手の可能性を200%信じる仕事です。だから、クライアントの前を歩いて「導く」感じや、後を歩いて「従う」感じは、わたしには違和感があります。やっぱり、横並びで一緒に歩いて行きたい。
だけど、ちょっとナナメの方向を向いているかも?笑
ゴールに向かって、一緒に歩きたい人は誰ですか?
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「なぜ」が人生を深くする。
毎日、小さな問いを発信しています。
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TCS認定コーチ・7つの習慣セルフコーチング認定コーチのしんちゃんです。
コーチングに興味ある!という方は、こちらのnoteもご覧ください。