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95、またまた身の回りの出来事あれこれ。

私の知人にBさんという40代の女性がいる。Bさんはとある病を抱えていて、この1~2年というもの入退院を繰り返している。身体が強く痛むこともあり、何度か手術も行っている。

先日、久しぶりにBさんと話す機会があった。何でも、3回目のワクチンを接種したのだという。Bさんは医療従事者だからなのか、はたまた基礎疾患があるからなのか分からないが、早々に3回目の接種の順番が回ってきたのだろう。

私はBさんから1回目のワクチンを接種したと聞かされた後、色々とマスコミの馬鹿野郎どもが決して報道しないようなデータや情報をBさんに与えていた。

「基礎疾患がある人は優先的にワクチンを接種するべきだ」という考え方を私は信じていない。基礎疾患があるならば、なおさら血管を傷つけてしまうスパイクタンパク質を細胞内で産生してしまうワクチンを接種することはリスキーだと考えているからだ。

しかし、ペラペラと知識を披露する馬鹿な男のあしらいが上手いBさんは、私の意見を否定もせず肯定もせず、上手く話しを脇道に逸らしてやり過ごしているようだったので、私も「こりゃ、Bさんは2回目のワクチンも接種するだろうな」と予測してはいたのだが、3回目の接種まで済ませていたとはゆめゆめ思いもしていなかったのだ。

私は改めてBさんに対して、ワクチンによって既に1,444人もの人が亡くなっていること、多数の変異を起こしているオミクロン株に対して、いくら既存の株によって作られたワクチンを接種したって効く筈もないこと、そもそもオミクロン株は「上気道感染」で「風邪」程度の軽微な症状を誘発するウイルスなので、リスクを背負ってまでワクチンを摂取する必要のない事、以上を改めて説明したわけだが、元来明るく前向きなBさんは「大丈夫、大丈夫! 1回目も2回目も全然副反応なんてなかったから!」と、やはり私を上手にあしらうだけだった。

そして、Bさんはその後、私にこんな事を話してくれた。

「ワクチンを打っておけば、何かあった時にスムーズに入院することができるからね。私の持っている病気の方が怖いから。ワクチンなんて敵じゃないのよ」

こう言われた私は、それ以上ペラペラとワクチンの説明をすることができなかった。

Bさんのような基礎疾患を抱えて入退院を繰り返しているような人にとっては、ワクチンの副反応も恐ろしいかもしれないが、それ以上に苦しい時に入院できないことの方が命に係わると思えるのだろう。そして、それはある程度事実なのだろう。

酷い世の中だ。続ける必要のないコロナ禍を、ごくごく限られた人間の利益の為に無理やり続けているのだから、Bさんのような本当に医療的処置の必要な人が、溢れんばかりの無症状者・濃厚接触者に医療資源を奪われてなるものかと、感染予防や重症予防とかいう目的の為ではなく、「利便性」の為にワクチンを接種しておかざるを得なくなっているのだ。

「もっと怒れやBさん!」――そう心の中で思ってみたが、それを言うのは酷な話しだ。彼女は上手く状況に適応して命を繋ごうとしているだけなのだから。

やっぱり、悪いのはきっとアイツなのだ。戦犯はアイツなのだ。アイツを徹底的に排除しなければならないのだ。

こんな世の中が正しいわけがない。

戦犯はアイツだ!

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