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123、世田谷区の「社会的検査」において、多量のウイルスを持つ無症状者が確認されたそうだ。――知るか!

「新型コロナウィルスについて」より再掲。世田谷区の保坂展人市長も色々やらかしてくれてましたよね。誰でも彼でもPCR検査を受けられるようにするという「世田谷モデル」とかね(結局、頓挫してましたけど)。この人の事も記録として残しておきましょう。2021年4月の作品。

【本文】
世田谷区における「社会的検査」の分析結果が公表された。

世田谷区では施設に入所する「無症状者」2万1710人に対してPCR検査を実施し、うち117人の陽性者を確認したそうだ。

そしてさらに陽性78件の「CT値」を分析したところ

CT値37~32 18件
   28~24 15件
   24~15 27件

――という分布になっているそうだ。

残りの18件はどこにいったのだ? そんな疑問はとりあえず置いておくとして、CT値24~15の27件のうち8割(21~22人?)の人は高齢者だったそうだ。

世田谷区長の保坂展人は

「私自身、スプレッダーとかスーパースプレッダーと呼ばれるのは若くて元気な方たちで、感染した本人は無症状のまま、高齢者の方に感染させると思い込んできました。しかし、高齢者施設を利用する人たちの中に、症状がないまま多くのウイルスを保有している方がいたことが、今回わかりました」

「スプレッダーと呼ばれる多数の人に感染させる人を発見するための検査において、いわゆる社会的検査のような、無症状者の検査というのが引き続き重要だという視点が示されています」

――そう、面白くもおかしくもない相変わらずのPCR検査拡大理論を述べつつ、己が実施している「社会的検査」などという奥歯にモノが詰まったような、なんだかよく分からない名前の検査を自画自賛している。

――いやいやいや、「社会的検査」なんてどうでも良いのだ。無闇に無症状者を「可視化」させる事は、ただただマスコミの馬鹿野郎どもを利するだけでデメリットの方が多いのでやめて頂きたいものだ。いつまで経っても「陽性者」の増減に一喜一憂する臆病者どもを生み出すだけにもなる。

それよりも私が注目したのは、やはり施設に入所している高齢者者だとしても、無症状の人が一定数存在するんだなという事実だ。

「高齢者の命を守る為に若者は自粛しなければならないのだ!」

――そんな理屈が叫ばれて久しいが、そもそも基礎疾患を複数持つであろう確率が高いと思われる施設に入所する高齢者においても、コロナなんて発症しない「無症状者」が一定数存在しているのだ。

なかなか逞しい免疫力を持ったジイさんバアさんだね。

その無症状の高齢者のうちに、さらに「スーパースプレッダー」と呼ばれる人達も存在するという事だが、無症状の人間を隔離する考えにはやはり同意しかねる。

コロナだけではなくインフルでも他のウイルスでも、無症状のスプレッダーと呼ばれる人間は多く存在しているだろう。

なぜ、コロナだけは無症状者を隔離しなければならないのだ? それほどまでにインフルなんかと比べてコロナは死者数が多いのか? 決してそんな事はないだろう。

――変異株が恐ろしい? いやいや、別に死者が激増するとかそんな事態に陥っていないですから! 日本はインドのようにはなりません!

コロナの恐怖を拡散させる、マスコミを中心とした「スーパースプレッダー」の方がよっぽどタチが悪い。そんな奴らをこそ隔離してどこかに閉じ込めておいたほうが、よっぽどこのコロナ禍を収束させる事に繋がるだろう。

ていうか保坂よ、東京都における感染経路としてダントツに多いのは「家庭内感染」だ。4月20日~26日においては「53.3%」が家庭内感染だ。「施設」は「16.4%」と家庭内の半分にも満たない。

君が大々的にブチ上げたものの、すぐに大幅に規模を縮小させた「世田谷モデル」というPCR検査体制をアピールしたいが為に、高齢者施設の「スーパースプレッダー無症状者」の炙り出しに躍起になるのはやめてくれないだろうか? 

無駄な事に時間と区民の血税を使わないで、もっと有益な事に時間も金も使ってくれたまえ。


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