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75、この先の変異株による症状を予測して笑おう。

ご存じの通り中国の武漢で新型コロナウイルスは発見されたのだが、WHOは変異するごとにギリシャ文字を使用し各変異株を形容している。

アルファ α
ベータ β
ガンマ γ
デルタ δ
イプシロン ε
ゼータ ζ
イータ η
シータ θ
イオタ ι
カッパ κ
ラムダ λ
ミュー μ 
ニュー ν
クサイ ξ(XI)
オミクロン ο

※「ニュー」と「クサイ」は存在しない。なぜかWHOがその使用を避けたからだ。

……さて、このように新型コロナウイルスは13回の変異を遂げているワケだが(実際は既に13回どころか何万回といったレベルで変異している筈)、変異するごとに感染力は強くなっても、肝心の毒性は弱まっていく一方だ。

実際、オミクロン株の感染力は武漢で最初に確認された新型コロナウイルスの「60倍」だと言われているが、毒性のメッチャ弱い「ただの風邪」に成り下がっている。

新型コロナウイルスはオミクロン株に変異するに至って、「人類愛に溢れた優しいお友達」に変身したと言って良いだろう。

――いやぁ、しかしオミクロン株の時点で、せいぜい鼻水や咳程度の症状しか出ませんからね。でも、ギリシャ文字ってまだまだ続きますからね? 「パイ」とか「ロー」とか「シグマ」とか。んで、もうちょい進んで最後に「オメガ」って感じでね?

新型コロナウイルスってこのまま「オメガ」まで変異した時、一体どの程度の症状になっているんですかね? ――いや、もはや症状なんて出なくて、むしろ人間にとってプラスになる「特典」ばかりになっているかもしれませんよ?

今日はこの先、新型コロナウイルスがどのような変異を辿っていくか想像して大いに笑ってみましょう。新春初笑い的な感じでね!

それでは、ひぁうぃご!

●「パイ(π)」
すぐ前のオミクロン株では鼻水や咳程度の症状はあったが、パイ株に至っては呼吸器系の症状はナシ。代わりに女性の「おっパイ」がワンサイズアップするという嬉しい現象が頻発。ワコールやトリンプ等、女性用下着メーカ―が大喜び。出生率が増加する事も間違いナシ。

●「ロー(ρ)」
こちらも特に呼吸器系の症状はナシ。代わりにロー株に感染した「馬鹿野(ばかや)ロー」どもの一部が覚醒するという珍事が頻発。

「わたしはロー、これまでにロー、本当に馬鹿な事ばかりロー、してきてしまったんだロー。申し訳なかったロー。馬鹿野ロー!!」

このように、覚醒した「馬鹿野ロー」達は「ロー語」と言われる謎の口調で懺悔の言葉を述べながら、会う人会う人に対してお尻を向けて「ローキック」を迫って来るので、心ある日本人は何度も何度も知らない人にローキックをお見舞いしなければならなくなる。
「ロー疲れ」なる言葉が流行語となる事は言うまでもない。

●「シグマ(σ)」
こちらの株も何の症状も出ない。むしろ、少し体調の良くなる人が増えてみんな大喜び。
この嬉しい現象に乗っかろうと各地の動物園では、生まれたばかりの「熊」の赤ちゃんの名前を「しぐまちゃん」と命名するので、日本国中、熊の「しぐまちゃん」で溢れかえる事となる。
「しぐまちゃんグッズ」の販売額は累計490(しぐま)億円を超えるとか超えないとか。

●「タウ(τ)」
もちろん、人体に何の症状も出やしない。代わりに例年よりちょっと多くの雨が降るようになり、農家の皆さんは大喜び。野菜が良く育って最高の時期となる。

「う~ん、今年は多雨(タウ)で良かったねぇ」

●「ユプシロン(υ)」
皆さんの想像通り何の症状も出やしない。特にコレといった現象も起きやしない。――以上。
※決して「ユプシロン」でダジャレを思いつかなかったワケではない。なぁんにも起きなくたって別に良いではないか。毎回毎回、何か珍事が起きるってのもヘンな話しじゃないか。エプロンがどうとか、パンシロンがどうとか、そんな事が起きたって面白くないに決まっているじゃないか! 馬鹿にするなゆぷしろん!

●「ファイ(φ)」
この辺りで何か症状が起きるだろうと思っている皆さんの予想に反して、やっぱり何の症状も起きやしない。
しかし、最高の展開に日本中が湧き立つ。あの「φザー製薬」の悪事に気付いた多くの日本人が、連日「φザー製薬」の日本支社を取り囲んで舌鋒鋭く糾弾するのだ。多くの日本人を殺す悪魔のウイルスをバラ撒いた「φザー製薬」を、多くの心ある日本人が糾弾するのだ。
みんな、ファイ株に至っても「φザー製薬」がワクチンの効果を謳っていやがったら、その時には敢然と反乱を起こしてやろうな。
厚労省も取り囲んでやろうな!

●「カイ(χ)」
この株に関しては症状が出ます。――えぇ、そうですよ。身体のどこかが痒くなるんですよ。皆さんの思っている通りですよ!

「あぁ、お尻の穴が『カイ~~~~~~』」

ってね! ……フン!

●「プサイ(ψ)」
えぇ、そうですよ。この株も症状が出ますよ? 

「お父さん、お口がプサイ(臭い)! この前はお尻が『カイ』くて、今度はお口がプサイのね。……プッ、サイあく~~~」

――ケッ!

●「オメガ(ω)」
とうとう新型コロナウイルスもオメガ株にまで変異した。もちろん、一切苦し気な症状なんて起こらない。代わりにコロナを煽り続けたヤツらが糾弾され始める事となり、戦犯が同じ戦犯を糾弾するという醜い闘争が繰り広げられる。

・羽鳥慎一モーニングショー玉川徹
「コロナを煽ったのは僕ではない。ワクチンを煽ったのも僕ではない。僕はただのコメンテーターに過ぎない。ただのテレビマンだしただのサラリーマンだ。僕は悪くない。仕切り方が悪かった『オメーガ』悪いんだ!」

・羽鳥慎一モーニングショー羽鳥慎一
「違います違います! 僕は司会をしていただけです。煽ったのは専門家の連中です。僕は悪くない。『オメーガ』悪いんだ!」

・北村義浩
「何を言うんだ失礼な。私は別に煽ったつもりはありません。ただ、番組が求めているだろう発言を忖度して、少しばかり偏った発言に終始しただけです。私は悪くなんかない。私に影響を与えた『オメーガ』悪いんだ!」

・岡田晴恵
「わたくしは何も悪くないと! 新型コロナウイルスから日本の皆さんを守りたかっただけだと! 何もかも人の命を守る為の発言だったと! 2週間後になったら分かりますと! わたくしの発言が正しかったと2週間後には分かりますと! ですのでですので、悪いのはわたくしではなく『オメーガ』悪いんだろうと!」

・尾身茂、小池百合子、西浦博、インターパーク倉持、森内浩幸、二木芳人、寺島毅、松本哲哉、三鴨廣繁、峯宗太郎、木下喬弘、忽那賢志、その他多くの連中
「私たちは日本を救いたかっただけです。決して煽ったり自分の利益だけを考えたりして行動したワケではありません。悪いのは私達ではありません。何も考えずに私たちの発言を信用した視聴者一人一人、『オメーガ』悪いんだろ!!!」

このような一連のやり取りを見た国民から総スカンを食った上記連中は、後悔と失意と敗北感と罪悪感を味わいながら、これからの短いんだか長いんだか分からない余生を過ごす事となるだろう。


さて、以上となるワケだが、きっと新型コロナウイルスはこのようにオメガ株まで変異していく事だろうね。変異していったところでほとんど症状なんて現れやしないだろう。もう、騒ぐ事なんて何もありゃしないのだ。

オメガ株までコロナ煽りを引っ張り続けるヤツが居るのだとしたら、ソイツにゃ徹底的に地獄を見てもらうとしようぜ。

これだけ日本を滅茶苦茶にしてくれたのだ。死にたくなるくらいの後悔を徹底的に味わってもらおうね。

それでは、また!

――いやぁ、個人的には今回のエッセイ好きだなぁ。









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