183、羽鳥慎一モーニングショーのコロナ後遺症煽りにツッコミを入れる
本日、8月12日の「羽鳥慎一モーニングショー」。相変わらずコロナの後遺症を煽り散らしている。とにかく新型コロナウイルスだけは感染してはいけない恐ろしいウイルスだと印象付けたい意図がモロ見えしている。
こんなことや……
こんなことを……
相変わらず叫び散らしている。どうも、お疲れ様だ。
さて、今回番組では岡山大学のある研究を紹介していた。
岡山大学の研究によると、ウイルスの不十分な免疫応答は「宿主内持続感染」を惹き起こし長期間後遺症が残る可能性があるそうだ。
また、番組によると新型コロナウイルスはほぼ全身の細胞に感染するとのことだ。
なんとも不穏な話しだ。しかしだ、そもそも新型コロナウイルスは感染したところでほとんどが軽症や無症状。そして後遺症と言うべきものが仮にあったとしても、以下のように倦怠感や思考力低下といった、普通の風邪でも起こり得るものばかりだ。後遺症的なものは、何も新型コロナウイルスに限ったことでは決してない。
それと、新型コロナウイルスは全身の細胞に感染する云々という話しにしても、岡山大学はどうやらACE2受容体から感染が成立するデルタ株までを想定しているようだ。
愛媛新聞がまとめた、今回の岡山大学による発表の概要を以下に抜粋して紹介する。
このようなことらしいのだが、現在の主流となるオミクロン株は上気道で感染が成立するウイルスだ。従って、オミクロン株はインフルエンザや他の風邪症状を惹き起こすウイルス同様、限局的に感染するウイルスと言える。番組の言うように「コロナはほぼ全身の細胞に感染する」という話しは、オミクロン株については当てはまる筈がないのだ。
ちなみに、武漢株をサンプルにして作られた現行のmRNAワクチンは、身体の至るところで長期間に渡って影響を及ぼす可能性がある。難分解性で血流によって身体中をグルグルと巡るのだから。
また、新型コロナウイルスは全身の細胞に感染するという番組の扱いについても恣意的なものを感じる。
ACE2受容体の70%は腸に存在しているが、上気道、腎臓、肺、心臓等にも存在している。デルタ株まではこの内の何処かから感染が成立していたのだが、番組を観ていると新型コロナウイルスというのは、何か身体中の至るところから同時多発的に感染してしまうような印象を受ける。
さらに付け加えると、岡山大学は全身性の感染(要するにデルタ株までの感染)を考慮した宿主内免疫応答の数理モデルを開発し、そのシミュレーションにより「宿主内持続感染」が起こることを示している。要するに、デルタ株までをベースにして数理モデルを開発しているワケなので、この数理モデルによって導き出された結果を即、現在のオミクロン株にあてはめて考えるワケにはいかない。
さて、番組にはこんな人が出演していた。
川上智史という医学博士なのだが、彼は「新型コロナウイルスは後遺症が怖いので感染しないにこしたことはない」――的なことを言っていた。
別に今のオミクロン株なんて感染したところで軽症や無症状がほとんどだということは分かっているし、後遺症(?)というものがあると仮定したところで他の風邪と変わりゃしない。煽るのはやめていただきたい。
また、番組では後遺症の一つとされている「ブレインフォグ」についても扱っていて、「このような後遺症があるという理解を持つことが大事だ」――的な論調だった。頭が上手く働かないという後遺症があるのだから、しっかりとその事実を理解して受け入れてあげようといったところだ。
――いやいやいや、それならばなぜこの番組ではワクチンの後遺症についてほとんど扱おうとしないのだろうか? ワクチンの後遺症によって苦しんでいる人はたっくさん存在している。
新型コロナウイルスによる後遺症(?)については、これでもかこれでもかと発信し続けるのに、ワクチンの副反応という後遺症によって苦しんでいる人たちについてはダンマリを決め込む。これはオカシイではないか?
結局、「羽鳥慎一モーニングショー」は新型コロナウイルスの恐怖を煽って視聴率を上げたいだけ。自分たちが支持・推奨してきたワクチンに関する都合の悪い内容を放送したくないだけ。この番組というのは、ただただそれだけなのだ。何とも偏りのある偽善全開のクソ番組だ。
放送法第四条にも抵触している。
公安も善良な風俗も害し、政治的にも公平さを欠き、事実とは異なる報道を繰り返し、てめぇらに都合の良い内容だけを垂れ流す。
全てにおいて抵触している「羽鳥慎一モーニングショー」なんて即刻潰すべきだろう。