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127、クルーズ船「飛鳥Ⅱ」のクルーズ中止は過剰対応だ! 横浜市ふざけるな!

「新型コロナウィルスについて」より再掲。コロナの陽性者が発生しただけでクルーズ船ごと引き返さなければならなくなった珍事。世論からのツッコミを恐れただけの本当に情けない行為だった。これは記録に残さねばならないでしょう。2021年5月の作品。

【本文】
クルーズ船「飛鳥Ⅱ」の乗客の60代男性がコロナ陽性だったという事で、飛鳥Ⅱは横浜市から引き返すよう要請されたそうだ。飛鳥Ⅱは、要請に従い横浜港に帰港したそうだ。

乗客乗員合わせて「727人」が乗った飛鳥Ⅱは、4月29日に横浜港を出港し、青森や北海道を回って5月5日に横浜港に帰港する予定だったが、30日の午後に宮城県沖で陽性者が確認された為、クルーズは中止となったそうだ。

――いやぁ、対応が過剰! 

60代の男性だって発熱しているわけでなく喉に違和感があるだけ。一緒にいた奥さんは無症状。こんな風邪程度の出来事なんて、こうしたクルーズ船では頻繁にあっただろう。その時に全てのクルーズを中止して全員引き返す事なんてしていなかっただろう。

なんだこの茶番は! 一般のお客さんは可哀そうだし、こんな程度で中止を要請されるのなら、クルーズ船の旅なんて行えなくなるではないか!

クルーズ船には船医や看護師も乗船していますからね? 

「weblio辞書」におけるウィキペディアの情報なので誤っている部分があるだろうが、「船内組織」の「医務室」についてこう書かれている。少し長いが引用する。

「どの客船にも医師(船医 Doctor)と看護師 (Nurse) が乗船し、乗客の健康管理を行っている。
船医によると、『簡単な手術(虫垂炎、帝王切開など)ができる程度の設備は整っている』とのことだが、船という限られた空間の制約から、重篤の患者が発生した場合は対応し切れない。
その場合、次の寄港地で下船(入院)させるか、更に緊急を要する場合は、最寄の港に臨時寄港したり、沿岸航行中はタグボートやパイロットボートを横付けしての移送、更にはヘリコプターによる移送も実施される。
また、近年のクルーズ客船の巨大化は運航中船内での胃腸疾患(ノロウイルス感染など)の発生を助長しやすい環境になっていて早急の対策・対応が望まれている。
この場合は必要に応じて旅程を短縮して帰港したり、帰港後感染拡大防止・防疫措置のため隔離、消毒の措置が執られる場合もある」

――上記にもある通り、乗客が体調を崩したら最悪旅程を短縮して帰港するという手段を取る事もあるが、寄港地で下船させたり、最寄りの港に臨時寄港したり、他に代替手段があるのだ。

今回の事例なんて、せいぜい寄港地で下船させる程度で十分ではないか(私は特に何もしなくて良いと思っていますが)。にもかかわらず、横浜市は中止を要請しているのだ。全く酷い話しだ!

結局、新型コロナウイルスが指定感染症の2類相当扱いになっている事と、とにかくPCR検査を何度も何度も、やたらめったらに行う事の二つが大きな弊害になっているのだ。

どの医療機関でも普通に診療して構いやしない風邪程度のウイルスなのに、何かと言ったらPCR検査が必要になるのだから、無駄に可視化されてしまい気にして怯え狂ってしまう。最高に無駄な負のスパイラルだ! こんな事では普通の経済活動を送る事なんて到底無理だ!

橋下徹は今回のクルーズ中止の件を受けて――

「すごくいい事例。本当はこういうことをもっと早く国が旗を振ってやらなきゃいけない」

「一斉検査して陽性者が出たら隔離する。こういうことをイベントや集客施設でやれば経済活動できるという証になった」

――などと賞賛していたのだが、普通に素朴に考えて、しょっちゅう一斉検査など行っていたら絶対に元の経済活動など送れやしないではないか。

陽性者はとにかく隔離しろという考え方にも賛同できない。病気になったら社会から弾かれねばならないのか? それは分断を生むだけではないか。

クルーズ船「にっぽん丸」は出港後のPCR検査で乗員乗客「480人」の全員が陰性だったにもかかわらず、横浜市から要請を受けて中止を決めたそうだ。

横浜市は

「万が一陽性者が出た場合、寄港先で適切な措置を取れる保証がない」

このように今回の要請の理由を説明しているのだが、横浜市は陽性だろうが陰性だろうが、マスコミや大衆の視線が集まってきたから、事なかれ主義でにっぽん丸のクルーズを潰したのだろう。

結局、コロナが2類相当のままで、PCR検査もこのまま大量に行い続けている限り、もとの経済活動なんて遅れるわけがないのだ。

見てくれ橋本、横浜市は陰性の人達の行動すら取り締まっているではないか! これも上記2点による弊害ではないか! こういうふうにどんどん狂気が加速していくのだ!

さぁ、「羽鳥慎一モーニングショー」に岡田晴恵が登場してきた。ゴールデンウイークで新規視聴者が多いだろうからいつも以上に煽る気満々だ。

みなさん、コロナ禍はまだまだ続くでしょう。正しい知識を持って全体主義に飲み込まれないようにしましょうね。

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