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47、野党の諸君、君たちの存在意義って何? 特措法・感染症法の罰則規定に絡めて

「新型コロナウィルスについて」より再掲。タイトル通りです。野党って政権担う気ないんですかね? 2021年1月の作品。

【本文】
政府が進めようとしている「新型インフル特措法」と「感染症法」の改正――主に罰則規定についてだが、野党の反発もあり、政府は国会に提出した後に修正の可能性もあるという考えを示している。

昨日も私のエッセイで述べたが「罰則」はただの威嚇に過ぎない。私権の制限を強制的に、しかも構成要件も金銭的補償も明示しないまま当たり前にされては困る。そんなものは立憲主義を標榜する国家としてあり得ない。

しかし野党は日和見でコロコロ態度を変えるから情けない。

マスコミに煽られた多くの国民が「緊急事態宣言を発令するのが遅い!」と騒げば、「今の世の中のトレンドは緊急事態宣言推しなのね?」と空気を読み、馬鹿な国民と同じ意見をダラダラと政府にぶつける。

そして、特に深い考えもなく強権を発動しようとした政府に対する風当たりが強くなると、「この前の緊急事態宣言の時は強権を望んでいたくせに、今は強権は望まれていないのね?」とまたまた空気を読み、政府に対して「特措法」と「感染症法」の罰則について慎重さを要求する。

……なんなんですかね、こいつらって? 

野党の諸君、君たちの存在意義って一体どのようなものなんですか? 何でもかんでも国民におもねるなよ。そんで何でもかんでも政府――与党に反対しているだけって一体何なんだよ? そんな使えない烏合の衆なんて日本には必要ないって。

何か独自の対案でも出して我々を驚かせていただきたいものだ。情けなさすぎるぞ野党よ!

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