【雑記】福岡に来て1年が過ぎました
マンタです。普段はスタートアップ企業で働き、週末は音楽や趣味を探求し新しい生活様式を模索しています。
仕事で福岡に来て1年が過ぎました。この1年ほとんどがコロナとの付き合いだったので「十分に遊べた・堪能できているか」と言われるとなかなか難しいかもしれません。しかし東京以外の街で1年以上過ごすのは本当に久しぶりだったので、この1年を振り返ってみようと思います。
【福岡の良いところ①】ご飯が美味しくて安い
1点目にあげるとしたやはりこれでしょう。
どのお店に入っても基本的に「ハズレ」という概念がありません。海鮮は新鮮でボリュームがあり、お肉(特に鳥料理)はジューシー、お酒の単価も含めて東京に比べて全体的に6〜8割と安いです。
写真は博多ごまさば屋さんの定食ですが、全てに胡麻鯖が付き、ご飯と、サバの南蛮漬けがおかわり無料で、さらにもう1品おかずがついて夜なのに¥1000円しません。今回のは唐揚げの定食ですが、刺身定食にしても¥1200円程度なのでコスパがいいです。刺身も胡麻鯖も当然ですが新鮮で美味しいです。
東京にいた時には結構食費かかっていたと思いますが、今は同じ内容でもそれほどかかっていません。「住む」にあたり食費がかからないというのはメリットだなと思います。
【福岡の良いところ②】街がコンパクトにまとまり買い物が楽
2つ目はこちらです。私は天神近くに住んでいるのですが、銀座、渋谷、池袋、新宿をぎゅっと集めたような街になっており、天神だけで基本的に生活用品からブランド品、娯楽に飲食まであり買い物はほぼこの区画だけで完結します。
また中洲という娯楽街も歩いていける距離にあり、東京のいろんな街がぎゅっと凝縮されているので、休日の買い物も楽に計画を立てることができます。行動圏内をほぼ徒歩で行くことができるので、コロナ禍であっても少し気楽な気分で行動することができました。
【福岡のイマイチなところ①】車がないと行きにくい所が多い
これは東京の地下鉄網が完璧すぎるが故に思ってしまうのかもしれません。(故に色々迷子を生んでいるのかもしれませんが)
これまで行ったお店は徒歩圏内や駅から近いところを重点的に攻めていますが、それ以外の有名店などは意外と郊外にあり、最寄駅から徒歩だと40分かかったりする所もあります。例えばこの間言った魁龍さんはそうですね。
今まで徒歩圏内での移動と空港⇄自宅間の電車網しか把握できていないのですが、どうやら福岡はバス網が充実しているようです。バス停も多く、いろんな人がバスを活用しているイメージです。
そのため2年目ではこの「バス網」を把握してうまく移動できないかを試してみようと思います。
【福岡のイマイチなところ②】JAZZのビッグネームを見ること が叶わない
これは完全に個人的な趣味の領域ですが、福岡にはBlue NoteやCotton Clubといった高級ジャズハウスやBody&Soulを代表とした老舗のジャズライブハウスは少なく、特に外国のビッグネームを見れる機会が少ないです。
この1年で訪問したのは春吉にあるニューコンボと赤坂のBackstageぐらいです。
また6月に師匠である井上陽介さんのツアーがあるのでニューコンボは必ず行くようにしますが、まぁこればかりはコロナも相まってある意味しょうがないのかなと。なおこの辺りの不足分はYoutubeで賄っているのですが、やはりクオリティの高い生演奏に触れられる機会は東京に比べ格段に低いなと感じてしまいます。
【福岡のイマイチなところ③】麺の文化が独特
食事が安くてうまいと最初にお伝えしましたが、その中でも特筆して麺文化が独特です。観光で触れるだけなら「こういう食べ方もアリだよね」と感じられるかもしれませんが「住む」となると話は別です。
ある意味写真の「牧のうどん」さんほどぶっ飛んでしまえば「こういう食べ物なのかも」とうどんとは違う食べ物として認識できるのですが、「うどん」の茹で加減(すごい柔らかい)についてはなかなか違和感を拭えません。
また豚骨ラーメンの硬麺は最初は礼儀・お作法として選択していましたが、どうしても「粉っぽさ」がダメで、最近では普通を通り越して柔らかめをオーダーしています。こと麺類に関しては自分の好物ということもありこだわりが強い分、ぶつかっているのかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
東京以外の地で1年住むことで、改めて「旅行で楽しむ」と「住んで楽しむ」は違うなと実感しました。東京に戻りたいという気持ちがないわけではありませんが、どちらかというと海外でまた生活したいと思っているので東京で慣れてしまった感性を一度壊すにはちょうど良いかもしれません。
2年目には上記イマイチな点にも順応してよりコロナには充分注意しつつ福岡で「住む」ことを楽しんでいこうと思います。
ご拝読ありがとうございました!