言葉の暴力とダメージ
申し訳ありません。
常識がズレています。
今回の予約をキャンセルさせていただきます。
今後当サロンの予約をご遠慮下さい。
この文面を見てどんな気持ちになりますか?
これは私が書いた文章ではなく、予約していたネイルサロンに電車が遅れる事を知らせた時に返信されたメールです。
私は結構ショックを受けました。向かっている途中でこういうメールをもらい宙ぶらりんな気持ちになりました。
さてどうしよう。
この嫌な気持ちを引きずりながらせっかくのお休みを過ごすのか。
この予約の為にキャンセルしたり、調整している予定もある。
進んでいない仕事もある。
どうする?頭の中がプチパニックで考えがまとまりません。
午後の予定をどうするのかも含めてこのままでいいの??
私がまず感じたのは苛立ちでした。
なんでこんなゴミのような扱いを受けなくてはいけないの?
と、同時にこの気持ちに引きずられたらダメだと思いました。
軽いパニックを起こした頭を休めよう。イライラしていると考えもまとまらない。そう思って、まず近場のスタバに行き席を確保。
コーヒーを注文し、イライラが治まらないので小さい甘い物を追加注文。
パソコンを開いて、書きかけのメールを書いたりしてみた・・・。
文章がまとまらない!
グルグルと頭の中で考えにもならない考えが巡ります。
・電車が遅れていると気が付いた時点でなぜすぐメールを送れなかったのか
・電車が遅れる事も見越して早めに出れなかったのか
・どうして予約の時間を早くしてたの?疲れてるから無理でしょ!!
私もセラピストとして働いているので
お客様の遅刻やドタキャンは正直気分がよくないが、どんなにモヤモヤしても私は怒ったり、注意したりしない。
体調が悪い人やしんどい時は当たり前にできる事が出来なくなる事はある。し、そういう人を追い込む事はしたくないからです。
どんなに理不尽だと感じても今回のような上から対応したことはない。
どういう心理状況でこんな事が出来るのか・・・。
遅刻やドタキャンをする人に対してどうして嫌なのか・・・
という事も考えてみました。
私自身の場合はだが、こんなに来るのを待ってたのに、準備していたのに・・・。そういう気持ちを裏切られたと感じるからイラっとする。
自分を大切にされていない、敬意を示されてないと思うと人は攻撃的になると日ごろから私は考えているのだけけれど、攻撃した結果、いい結果になった人を私は見た事がない。
もし違った対応をしていたら変わっていたかな?
少なくとも、次からはこうしてください。といった案内があれば気をつけたりしただろうし。
そもそも、このサロン、連絡先もよく分からないしどうして欲しいのかのメールも来ないのだ。どうしよもなくない?
非常識なのはどっちだ。
私ならどうしてたかな。
まず、予約断らないかな?と思った。
困った患者さんがいたとしてもそういう人は来れなくなるものです。
私が何か働きかけなくても、私を大切にしてくれないお客様はどの道来なくなるだろう。
お金と時間とを使って少なくとも来てくれるのだから。
電話での対応でも同じこと言えるのかな。そんなことも考えた。
こんな酷いいいっぷり電話でもこの人は言えるのだろうか、、、。
言われたら二度とそこには行きたくないだろうし、行けないだろうと思う。
最初に行った時もなんだか少し合わないなぁ。と思ったのも事実。
せっかくのサロンなのに必ず行かなくちゃいけないわけではないものに
お金と時間をかけていくこと
それなのにこんなに嫌な気持ちにさせられる。
プロのプライドなのかもしれないが違うよね?とやはり思う。
少なくとも私はあったことがない(もちろん会ったことがある人も)時からこういう風に攻撃的に話せないな。と思う。
自分の時間は出来る限り嫌な気持ちではなく、楽しく、優しい気持ちでいられることに使いたいと思うのだから。
メールが受ける暴力的な力。
少なくともこのメールを読んだ時、私はガツンと殴られたくらい、よく知らない人から否定された気持ちになった。
自分ではあまり考えずにだした言葉かもしれないが少なくとも傷つく人はいるのだ。
こんな風に一時的な感情で、人を傷つける言葉を投げつけるのはどんな理由があってもしてはいけないし、そういう人に引きずられていつまでも嫌な気持ちでいてはいけない。時間の無駄だ。
こういう風にしか人にゴミのような言葉を投げつける人はいつまでも成長しないだろうし、成長しようが、しまいが私と同じステージにいる事はないのだから、いつまでも気に病んではいけない。
そんな気持ちにようやくなってきた。
私はセラピストで、同じような立場の人からこういう扱いを受ける事に正直面くらってしまったことと、自分のルーズさを見ず知らずの人に指摘されて、すごく悲しかったんだと思う。
少なくとも、忙しさを理由にあらゆる事が出来ていなかった・・・。
そのしっぺ返しにしてはかなり痛手ではあったが、忙しい時いんはやはりこういう痛みを受ける事で立ち止まり、自らを省みて、それはそれでよかったような気がしている。
忙しいと色々な事に心を砕くことができなくなる。
視野が狭くなる。
水の中にいるように呼吸が浅くなり、息苦しく
考えがまとまらない。ただただ、苦しい。
でも一旦水面に出て、ぷかーっと水面に浮かぶようにしてみると
実は青空が広がっていたり、雨が顔に打ち付けたりしているものだ。
潜ってじたばたしている時には気が付かない感覚。
大事な時間。
文章を途中まで書いて、昨日はそのままあげる事をためらってしまった。
結局、一晩寝かせて、相方に昨日の出来事を話した。
昨日はこのごみのような体験を話すと思いだして、もう一度嫌な気持ちになりそうで話すことすらためらわれた。
彼は私の話を聞いて、苦笑いしていた。そして、一言
そんな所行かなくてすんだからよかったんじゃない。
疲れていて、色々追いつかないと焦っている時に無理やり入れていた予約でこんな苦い思いをして、とても勉強になりました。
経験に感謝。そして、こうやって書いて昇華できたnote.に感謝です。
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