素材の味を引き立たせる「塩」
今日は ポテトサラダです。
スーパーのお惣菜コーナーにも並ぶポテトサラダですが、手作りは味が違いますね💕
素材の味を引き出す「塩」について記事にしたいと思います。
塩の種類について
■海水塩→海水を天日による乾燥・濃縮、または煮詰めて作った塩。
■再製塩(再結晶塩)→海外の天日塩を日本の海水で溶かし、煮詰めて再結晶化したもの。
■精製塩(イオン膜法)→工業的に電解処理して高純度の塩化ナトリウムを取り出したもの。
■岩塩→大量の海水が干上がり、堆積した各ミネラル類の層から、塩化ナトリウムの層を採掘したもの。
【海水塩について】
地球上の生命は、約40億年前に原始の海で誕生したと考えられています。海は生命の源、多様性を育む母体として機能してきました。海の成分そのままの海水を煮詰めて作った海水塩のミネラルバランスは 人間の血液や体液に近くなっているそうです。
戦時中、輸血液や点滴に使うリンゲル液が不足したとき、海水を薄めて使われたという エピソードもあるそうです。
海水の主成分
塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、塩化カリウム、、、
※ナトリウムだけを偏ってとっていると(つまり精製塩の使用は)高血圧になりやすくなります。
【精製塩のはじまりから 製造販売の自由化】
昭和46年 国の法律によって 伝統製法である、塩田式の製塩法が廃止され イオン交換式の製塩法に切り替えられました。 工場で大量生産される精製塩しか作られなくなったのです。
その後、伝統製法による自然塩の復活運動が始まり、平成9年にようやく国産塩の製造販売が自由化され、平成14年には 輸入塩も自由化され現在のように多彩な塩が製造されるようになったのです。
我が家で使用しているのは、海水塩・・・海の精の「あらしお」です。
今では、スーパーにも並ぶようになってきましたが、20年ほど前は 自然食品店で買い求めなければ手にはいらなかったと思います。
ミネラルがバランスよく含まれる 海水塩を 是非使ってください❣
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