育休中はスキルアップのチャンス! 将来見据え、写真とkindle出版の勉強を開始
育休は、子どもとの貴重な時間を確保するための重要な期間ですが、その一方で、自己成長やスキルアップのチャンスとして活用することもできます。
仕事から離れることになるため、頭のメモリーに余裕ができるのが大きいかと思います。
現職関連のスキルアップはもちろん、キャリアチェンジを見据えて新たな分野の勉強をする機会にもなります。
育休中に高まる勉強意欲
私は、M&Aや事業再生関連の業務に従事していますが、平日は激務で疲れて勉強する気はなかなか起きませんでした。
休日も「プライベートの時間にまで、あまり仕事関連の本を読みたくない」とも思っていました。もちろん、必要最低限の努力はしていましたが。
性格上、仕事のことばかり考えていると、気分が落ち込んでくるというのもあります。
一方、育休中は、家事育児ばかりしているので、反対に、仕事の勉強意欲が高まってきました。
子供が寝た後に、思わずセミナーに申し込んだり、仕事関連の本を読みたくなるんですよね。
仕事をしている時と比較すると、イベントやセミナーに参加する時間の余裕もありますし、普段から業務関連のことを考えないでいいので、勉強したいと思えるようになります。
専門書やセミナーでじっくりと勉強したことで、業務内容の理解を深めることができました。復帰後もより、思考を深めて作業できるようになりました。
独立を見据え新分野の勉強
せっかくだから、育休を機に現職関連以外にも何か勉強したいなと思うパパもいるかと思います。
この点、私は将来の独立を見据えながら、必要なスキルを身に着けようと考えました。
1つは写真です。私は新聞記者時代から写真が苦手でした。「センスがない」「こんな写真つかえねーよ」とかよく怒られました。
何度も撮り直しを命じられ、春先に桜の写真を撮影しに10回くらい公園と支局を往復したのは苦い思い出です。
経済記者になってからは、写真のプロが取材に同行してくれるようになったので、ほとんど撮影することがなくなりほっとしておりました。
ただ、私は将来的にフリーの記者として活動することも考えており、写真が下手では任される仕事も少ないのではと懸念を抱いております。
そのため、オンライン講座を受講して、最低限の知識を習得したうえで、一眼レフを持ち歩いて子供や風景を撮影するようにしました。
誰かにレビューされたわけではないですが、カメラの最低限の機能や、構図を勉強するだけで前よりはましになったと思います。
このほか、kindle出版にも挑戦しています。
以前からずっと興味があったのですが、育休中に執筆を始めることにしました。
本を読んだり、講座を受けたりして、電子出版を学び四苦八苦していますが、やりがいがあって楽しいです。
難関資格に挑戦する猛者も
育休を取得している私の友人と話していると、難関資格取得を目指す方も多いです。
TOEICの得点アップ、社労士や中小企業診断士の取得を達成したパパたちもいます。webで検索すると、大学院に通い始める方も見つけたことがあります。
さすがに難関資格の取得となると家族にも負担が大きいため、協力をお願いする必要も出てくるかと思います。
育休中で試験が終わればいいのですが、勉強期間が長期化することもあるので、慎重に検討することが必要です。
育休中は仕事から一時的に離れるため、自分のスキルアップやキャリアに目を向ける余裕が生まれます。
育休後の職場復帰やキャリアチェンジを視野に入れて、スキルを磨いたり資格取得を目指したりしてはいかがでしょうか。