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僕よりネガティブな人はいない

いつも僕のツイートを見てくださっている皆さん、そして今このnoteを開いてくださった皆さん、僕のことをこう思ってはいませんか?「こいついつもポジティブなことばっかり言ってんな」と。でも、僕は決してポジティブな性格ではないのです。むしろ、僕よりネガティブな人はなかなかいないとすら思っています。

僕の趣味は言うまでもなく野球を見ること、とりわけ阪神タイガースを応援することです。でも、他に趣味はあるかと言われると、パッと思いつくものはありません。それくらい、僕はつまらない人間です。でも、だからこそ、唯一の趣味と言っていい野球だけはなるべく常に楽しく見たいという気持ちなのです。野球を見ている時は、自分のダメな部分、嫌な過去、見えない将来、そんなもの全て忘れることができるのです。ただ、ポジティブに見る理由はこれだけではありません。
僕は、勉強も運動も他のことも、特に何もできません。もちろん、野球なんて全然できません。だからこそ思うのです、プロ野球選手は本当にすごい、と。プロ野球に入るほどの努力も、入ってから結果を出すために必要なレベルの努力も、僕にはできないでしょう。そういった努力を重ねている人達を、僕みたいな何もできない、何もしてない人が簡単に叩いていいのかと思うのです。
もちろん、叩くのと批判するのは違うと言う人もいるでしょう。それは、僕もその通りだと思っています。ただ、叩く、誹謗中傷が入ったり度が過ぎたりするラインと、あくまで批判とを区別し続けるのは、かなり難しいことだと思っています。本当の意味での批判をするには、しっかりとした知識と状況判断、表現をする必要があり、それがうまくできないと、えてして度が過ぎたり単なる誹謗中傷に成り下がったりしてしまいます。こんな僕でも一切の批判を行わないという訳ではありませんが、批判を中心にしていると、賢くない僕は、いつか必ず、批判とそうでないもののラインを踏み外してしまう気がしているのです。そもそも、常に批判を行えるだけの知識力、状況判断力、表現力が僕にあるとも思えません。自分を否定することはとても簡単ですが、それを他人に向けるとなると相当難しいことですし、非常に気を使うので、僕にはやってられません。

僕は承認欲求がどちらかというと強い方だと思います。というのも、ネガティブな僕は自分で自分をなかなか認められず、他人に認めてもらわないと精神を保てないからです。しかし、現実には、認められることよりも、批判されたり叩かれたりすることの方が多いです。それはもうこんな僕なので仕方ないと思ってますが、言われているといつも、僕は人にこれを向けないようにしようと感じます。思った以上にマイナスの言葉を向けられるのは刺さるのです。気にしないようにしようと思ってはいますが、実際そんな簡単なことではありません。刺さります。だからこそ、自分はなるべく人にはマイナスを向けたくありません。僕がポジティブなことを言ってても、大した内容もないし毒にも薬にもならないかもしれませんが、別に一般人である僕が内容のない話をしていることに問題はないはずです。毒にも薬にもならなくても、毒にならないだけマシです。

書き忘れてましたが、こんな僕にも得意なことがあります。それは、人の良いところを見つけることです。なぜ得意かと言うと、自分が悪いところだらけだからです。自分がマイナスだらけなので、周囲のプラスにはよく気が付きますし、自分と比べてみると、他の人なんて良いところだらけだと思えます。野球を見る時にその能力を活かせると、この選手頑張ってるな、こういう良いところがあるな、ここが良くなったな、そんなことに気づけて楽しめます。感じたことがあれば僕は基本的にツイートしていますが、とはいえあくまで自己満の世界です。その中でも、共感してくださったり、僕のツイートで喜んでくださったりする方がいれば、それは非常に嬉しく感じています。

最後に、急になんでこんなものを書き始めたのかについて触れて終わりたいと思います。
理由としてはシンプルで、よくTwitterでポジティブなファンの代表格みたいに扱われているのが、自分の性格を考えた時に違和感しかなかったからです。あまりにも違和感があるので、どうせなら自分の考え方や性格を書き連ねてみるかと思いました。「ポジティブに阪神を見る僕」はあくまで結果的にそうなっているだけで、そこに至る性格や思考は全くそうではないということを説明したくなりました。これを読んで皆さんの印象がどう変わるかはわかりませんが、僕はこういう人間です。これからも僕をフォローしていてくださる皆さん、ツイートを読んでくださる皆さん、ぜひこれからもよろしくお願いします。野球にも関係ないひたすら文章だけの僕個人の話を最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。


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