行ってよかった
平日に剣道の稽古ができるので、仕事は休む予定だった日
朝起きたら絶望的な体調の悪さで、ガッカリしてしまった。
実家の母のことや二男のおへその事があって悶々としている
そこに加えて先日長男が駅の階段で落ちて足首をひどく捻挫をした
数日経っても痛みがとても強くて歩く事も困難な様子
落ちてすぐに救急搬送されてレントゲンやCTも撮ったけれど
骨折はしていないとの診断だったが、あまりに痛いので近所の病院に行った。
すると、痛みの具合や腫れなどからくるぶしあたりがヒビが入っているか?
折れているのでは?という診断になり固定されて松葉杖を借りて来た。
よくないことは続くものだ
差し当たって私ができることは「心配する」ことのみで
どうにもできないのだけど
どうにもできないことが、これまたとても苦痛なわけで
ぐるぐると考えても仕方のないことを考えてしまう。
今朝の体調不良はそこから来るものであるのは明らかで
だから剣道には行かなきゃ!
家にいても苦しくなるだけ!と急いで支度をして出かけた
出かけたはいいけど、道場に行く道すがらまだぐるぐる考えていた
どこも何も悪くないはずの自分が
足が痛いような気がするし、
これで無理して稽古して怪我したらどうしよう・・・とか
悪い方にしか考えが向かなくて泣きそうになった。
なんとか道場に着いて、先生や友人に話を聞いてもらった
「今日は来ただけでも偉かった。無理しないで基本の稽古だけでもいいよ」と
先生からお声がけいただいて少し落ち着いた
みんなが技の稽古をしている横でストレッチや素振りをしていたら
ぐるぐるになっていた考えが解けてくるような
頭にかかっていたモヤが晴れて来た感じがした。
基本の打ちをやらせてもらって、最後は地稽古までできた。
この冬一番の寒さなのに汗が流れた。
朝家を出た時と状況は何も変わっていないけれど
自分の中で諸々の事への私の気持ちの持ちようが変わった
少し引いて物事を見ることができるようになった
息子達と言っても、もういい大人なのだから
私が全て手配する事も無い
わかっているはずなのに黙って見守ることができず、
思うようにことが進まないことがぐるぐるの元になっているのだと
考えられるようになった
それだけでも本当にありがたいこと
今日は本当に行ってよかった
皆さんに感謝です。
いつもと違う道を歩いてみようと路地一本手前で曲がったら踏切に出ました
踏切渡りながらパシャ
こうやってテクテク歩く事も、若い頃から煮詰まるとよくやっていた
久しぶりに一人で歩いて来た気がする
気持ちがリセットできた。
また歩こう。