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記憶の形:テーブルクロスと球体に例える記憶のメタファー

『記憶』を例えるならば、それはテーブルの上に敷かれたテーブルクロスの下を転がる球体のようなものだと昔からイメージしている。この球体がある位置は、特定の記憶の一部を表す。

テーブルクロスが記憶そのもので、その下の球体が学習の量と言った所かもしれない。

テーブルクロスは、球体の頂点からテーブルに向かってなだらかな放物線を描き、最終的にテーブルの高さに落ち着きく。

テーブルクロスの盛り上がりは、360度すべての視点から見ると放物線のような山の形をしている。頂点に近づくほど記憶は鮮明であり、テーブルに近づくほど記憶は曖昧になり、最終的にはゼロになる。

球体は転がるので絶えず記憶に留めている事柄やその物量は変化しているというイメージだ。球体がテーブルクロスを盛り上げている周辺だけ鮮明に記憶にあり、テーブルに接している部分は忘れ去られていくということだ。

テーブルの面から高ければ高いほど、その記憶は鮮明であり、逆にテーブルの高さに近づくほど、その記憶は曖昧になり、やがて忘れ去られる。

ある程度学習量が満たされたら、球体はその場に『学習内容』として残る。

テーブルには絶えず転がり続ける『現在』という球体がある、そして、この『現在』の球体から様々な記憶の球体が派生し、テーブルの上に残されていく。ある程度の大きさの球体は、その記憶の持ち主が生きている間は保たれますが、放置されると徐々に小さくなっていきます。これが過去の記憶や思い出と言える。

このテーブルの上には様々な球体が存在する。受験勉強の記憶の球体、スポーツの記憶の球体、司法試験の記憶の球体など、個人の人生における様々な記憶がテーブルの上に発生し、時間の経過とともに小さくなっていく、当事者が亡くならない限りは小さくなり続けるだけで、永遠に存在すると定義する。

『現在』の球体は絶え間なくこのテーブルの上をさまよい続けていて、様々な球体と出会いその記憶の球体と衝突した際に、その記憶が現在の記憶の球体に重なる、仮にそれが『数学』の球体で『現在』の球体が数学に興味があればその場にとどまり、その球体を大きくしようとする、それが学習だとイメージ出来る。

このように、『記憶』はテーブルクロスと球体を用いた比喩で説明することで、記憶の強さや鮮明さ、そして時間の経過による変化を視覚的に理解しやすくなると考えている。

今回のトピックはトリビア的なものではなく、昔からとらえている特定の言葉に対してのイメージの言語化だ、イメージの言語的出力は面倒臭いが、わかりやすいイメージという画像を思い描くことで、比較的同レベルで他と共有が可能なのではと考えている。

記憶力向上のためのアドバイス

  1. 復習と反復: 定期的に復習することで、記憶の鮮明さを保つことができる。特に重要な情報は繰り返し確認することが大切だ。

  2. 視覚的な連想: 記憶したい内容を視覚的なイメージやメタファーに関連付けることで、記憶の定着を助ける。

  3. 適切な休息と睡眠: 記憶は睡眠中に整理され強化されます。十分な睡眠を確保し、定期的に休息を取ることが重要。

  4. 健康的な生活習慣: バランスの取れた食事や定期的な運動は、脳の健康を保ち、記憶力の向上に寄与する。

  5. ストレス管理: 過度のストレスは記憶力に悪影響を及ぼすため、リラックスする時間を持ち、ストレスを適切に管理することが大切。

みなさんはどの様に記憶をイメージしていますか?

また他の言葉でイメージしていることがあればぜひ教えていただきたい。

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