すきのびがく
くそえっせい第14回。
じしんのはなしはひと段落しましたから、今日は好きで殴る、という話。
自分も覚えがあるのですが演劇をやる人にありがちなのはありもしない正解を探してしまうこと。
演出家が求めるのは 面白さ だったのにその言葉に囚われて正解探しをはじめてしまうこと。
それが苦しくなってしまうこと。
面白いの正解を探そうとすると正解は人によって違うので正解を探すことに意味はありません
正解を探すと不正解が生まれます。
なので、僕は好きをお届けすることで面白いを表現するようにしました。
これも厳密に言うと好きを作ると嫌いが生まれやすくなるので根本解決にはならないかもしれません。
だけど僕はこれが正解だと思いますってお届けされるより、僕はこれが好きで好きでたまりません。の方がなんとなく受け入れやすい気がしませんか?
だから僕は出会った人には好きなことを聞きます。
そう言う話で人に好きに触れれば、人となりが見えてくると思うから。