じしんのはなし⑥
さて6回。
今日はお仕事だけだったので早めの更新です。
頑張って続けたコールセンターのお仕事も有る区切がきて退職します。
2015年ですね。
2015年は転機のひとつでした。
自信を取り戻していく作業。
演劇を失って無くした自信は他のものには代え難いものでした。
それがわかったので取り戻す為にあえてまた18歳の時と同じようにワークショップを受けることにしたんです。
始まったワークショップは知ってる子も殆どおらず、また1から関係を作っていくような場所でした。
特に厳しい目で見られるのはわかりきっていました。だからこそ、それに立ち向かうようにがむしゃらに半年を過ごしたのを覚えています。
メンバーの衣織やさやかはそこで出会いました。正直、あの頃の彼女たちの事はよく覚えていません。
そんな子たちが今近くにいてくれるのは、なんかこう、おもしろいですよね。
並行して、尾﨑孔亮も友人たちとの殺陣サークルに紹介で入ってきました。懐かしいね。
この年は特別な年で、特に書きたいことはこの後の7回に。
なんかとても、ドラマがあるように感じますけど当時は割と必死でした。
知られている分できて当たり前のこともある。
だけど俺がしにいったことは出来ることの確認ではなくて、なくした自信を取り返して演劇にケリをつけること。でした。
ケリついてないじゃんってのはさておいて、ですが。
そのくらいの覚悟で臨まないとなくしたものは戻ってこないと思ったんです。
頑張って、結果を出して、満足して
終わりたかった。
2012年にAND ENDLESSを辞めた時、家に帰って死ぬほど泣きました。自分で決めて、勝手に傷ついて、情けなくて、自分なんかいなくても続いていく団体が羨ましくて。
後悔したけどそれ以上にその、自分がいても変わらないという事実に心が折れたのを覚えています。生々しい話だけどその悲しさや怒りを仕事やプライベートを無駄に忙しくすることで埋めようとしました。
だけど、そんなこと出来る訳もありませんでした。
終わらせる為にひとつひとつを終わらせてく日々の中でもう一度転機が訪れます。
それは、待ち焦がれた瞬間だったのかもしれません。