AIと建築士について

AIと建築士について伺います

これからAIに仕事を奪われる職業に建築士は入ってますでしょうか?
来年の大学受験で、建築系に進むか環境系にするか迷ってますが、夢だった建築士の職業が危ういと雑誌で読んだので気になってます。


建築士の業務は多岐にわたり、設計業務以外にも現場監理業務やホームインスペクター業務など色々あります。

その中で人工知能としてのAIが出来そうなのは「膨大な情報入力のデータに今必要とするデータ適合するものがあるか」といった仕事だと思います。

先ず、設計業務において配置計画やデザイン計画などは音楽の作曲に似ていると思います。

音楽は似たようなフレーズがあって曲全体を通せば全く違うものになるのが、何千・何億曲あるように、注文住宅においては似たようなデザインや配置計画があっても図面を重ねてピッタリ一致する物件はまず無いでしょう。
(同じ仕様の建売分譲住宅を除く)

作図などにおいてはCADの進化バージョンとして入力の簡易化でAIの膨大な情報が活きてくると思いますが、入力やチェックはあくまで人間(建築士)が行うことになり、AI任せで事柄が進むこともないのではと思います。

現場監理業務もホームインスペクター業務も職人さんや施主さんとのコミュニケーションが土台になるので、データを元に判断するAIには務まらないと感じます。

建築士の人口が多すぎると言ったデータもありますが、実際40歳以上の建築士が多く、数年後には退役される先輩方も増えるので、若年層の建築士は重宝されると建築士会に所属していて感じますので、是非頑張って頂きたいと思います。

ご参考になれば幸いです。

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