2級建築士製図初受験生はチャンスの年
2級建築士の製図試験まで残り2週間
2級の出題特徴は2年間木造 1年だけ鉄筋コンクリート造の順番になっていることですね。
令和3年 歯科診療所併用住宅(鉄筋コンクリート造) 令和2年 シェアハウスを併設した高齢者夫婦の住まい(木造 2 階建) 令和元年 夫婦で営む建築設計事務所を併設した住宅(木造 2 階建) 平成30年 地域住民が交流できるカフェを併設する二世帯住宅(鉄筋コンクリート造) 平成29年 家族のライフステージの変化に対応できる三世代住宅(木造2階建) 平成28年 景勝地に建つ土間スペースのある週末住宅(木造2階建) 平成27年 3階に住宅のある貸店舗(乳幼児用雑貨店)(鉄筋コンクリート造) 平成26年 介護が必要な親(車椅子使用者)と同居する専用住宅(木造2階建)平成25年 レストラン併用住宅下書欄(木造2階建)
今年は「鉄筋コンクリート造」の年なので、学科試験に合格され初めて製図試験に望まれる方は、ある意味チャンスな年だと思います。
昨年、一昨年の学科合格者で「木造2階建」の課題製図試験に通らなかった受験生は、今年新たな「鉄筋コンクリート造」の課題に取り組んでいるので作図スピードは敵わないかもしれませんがエスキースノウハウは同じです。
建築士受験専門学校の講師時代、1級と2級の受験生にアドバイスしたのは、「エスキースがまとまらず、焦って作図を始めてしまうと途中でミスに気づいたら後に戻れず失敗する」という事です!
例えエスキース完成に時間がかかっても、作図は何も考えずひたすらエスキースを図面化すれば良いので、今までにないスピードで書き上げ合格された生徒さんが多かったことを思い出します。
手描きする利き腕が実力を発揮できるよう、プロ野球選手のピッチャーが登板前日に利き腕を下にして寝ないのを真似したおまじないもお勧めですv
当日は全力投球で頑張ってください!