建築物の鉄筋コンクリートの鉄筋についてご教授ください
建築物の鉄筋コンクリートの鉄筋についてご教授ください。
添付図面は、建築物の基礎コンクリートです。
プレキャスト基礎に差筋をして鉄筋を組み立てコンクリートを打設する、つまりプレキャストに現場打ちを接合して基礎を大きくするものです。
ご教授いただきたいのは、下記のとおりです。
1 鉄筋加工図の④と⑤が差筋ですが、フックはいらないでしょうか?また、他の鉄筋にもフックが不足しているものがあれば教えてください。
2 日本建築学会の鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説によると、基礎のかぶりは最小60ミリとなっていますが、かぶり詳細図をみると73.5ミリとなっています。他のかぶりを見ても土木のかぶりのようです。建築物のかぶりとして正しいのでしょうか?
3 現場打ち配筋図の右下に設計基準強度があり、σで表記されています。建築図面はFc表記だったと思います。建築図面でもσ表記されることはありますか?
自分は、土木技術者でして建築に関しての知識はほとんどありません。
何卒よろしくお願い致します。
住宅基礎の立ち上がりをPCにしたベタ基礎工法などは住友林業さんなどでもされてますね。
図面が拡大できず詳細がわかりませんが、仰る通り記号は
Fc 設計基準強度
Fq 品質基準強度
Fd 耐久設計基準強度
を示します。
σ はσ28などと表記され、「材齢28日の圧縮応力度」を意味します。
かぶり設定の違いなどを含め、住宅用の基礎PCは一般的に認定工法の場合が殆どだと思いますので、図面の材料が建築用としてなのか擁壁的な意味合いの土木基礎なのかご確認されたほうが宜しいかと思います。
簡単ですがご参考になれば幸いです。
(質問者からのお礼コメント)
ありがとうございました。