フリー箏(フリー琴)の始め方
和楽器の音を身近なものにしたいという考えのもと、ショッピングセンターに「自由に触ってもらうお箏」を置いてみた経験から得られた、ちょっとしたコツをまとめておきます。
お箏の演奏が出来なくても、お箏が2面あればフリー箏は開催できます。
是非、皆様のご近所でも、フリー箏をやってみてください。
活動記録
フリー箏のやり方
お箏の演奏が出来なくても、お箏が2面あればフリー箏は開催できます。
お箏を準備して、ビラ・看板などを置いておくと、興味を持った方が寄ってきます。ちょっと触ってもらえば、OKというゆるい感じで十分です。
是非、皆様のご近所でも、フリー箏をやってみてください。
準備すべきもの
箏(2面)
立奏台(2セット、座奏なら鳥居台)
譜面台(2セット)
椅子(2セット、座奏なら不要)
爪(プラスチック製で十分)
楽譜(さくらさくら等簡単な物)
あったらいいもの
お箏の弦の番号がわかるシート
消毒セット
看板等目に留まるもの
看板はともかく、お箏は2面あったほうが初心者の方が触りに来やすい傾向があります。
誰かが触っているのを見ることで、「お箏に触って良いんだ」という気持ちになるようです。心理的なハードルが下がるようですので、是非2面以上ご準備ください。
楽譜と弦番号のシート
生田流箏曲演奏家 沖政一志 様の楽譜が非常によく出来ています。
私はこちらを印刷して持って行っています。
箏の弦番号のPDFファイルを共有します。
中途半端な出来ですが、必要でしたらご自由に印刷ください。
https://note.com/api/v2/attachments/download/d6159a226de992b24261a173b8cef1e5
弦の番号さえわかれば、全くの初心者であっても、「さくら・さくら」は簡単に弾きこなせるようです。
今までの経験から感じたフリー箏のコツ
最後に、これからフリー箏を始めてみたいと思う方へ、上記と重複しますが、実際に開いてみて分かったコツを共有します。
お箏は2面以上準備する
調弦は簡易に出来るように準備しておく(直ぐに調弦できる方は不要です)
弦の番号はシールなどで分かるようにしておく
楽譜は「さくら・さくら」だけで十分
教えられる人は1人いれば良い
興味を持って近寄ってきたお子様を巻き込む!
ライブとフリー箏は別物と考えるべき
まとめ
「お箏って初めて聴いた」とか、「イメージが変わった」とか言っていただけると、開催して良かったと思えます。
一般的に言ってお箏は、「みんな知っているのに、少し遠い存在」になっています。楽器本来の音を聴いてもらって、触ってもらって、ハードルを下げれれば、将来仲間が増えるかもしれません。
是非、皆様のご近所でも、フリー箏をやってみてください。