【ばってん少女隊】『ばってん少女隊7周年記念ライブ』感想 (2022.07.03 福岡国際会議場)
2022年7月3日、福岡国際会議場にてばってん少女隊7周年記念ライブが開催されました。同会場で行われた6周年記念ライブから丸1年。この1年で成長したばっしょーちゃんの姿を観ることができました。
《セットリスト》
第1部
第2部
《感想》
第1部
僕自身、1部はギリギリで会場に着いたのですが、ステージを見るや否やビックリ! 結構上の方の席だったのですが、目線とちょうど同じ高さにステージがあるじゃないですか!?!? この時点で、「今回はどんなばってん少女隊を見せてくれるんだろう?」とワクワクしました。
ライブが始まると、ちょうど目線の高さのステージからメンバーが登場しました。
最初のブロックは、扇子や和傘といった小道具を使ったり、ソロダンスがあったりと、温故知新ツアーやわた恋ライブを彷彿とさせるような演出がされていました。ライブというよりも、1つのショーを観ているような感覚になりました。圧倒されすぎて、細かい部分までは覚えていないのですが、特にさくらちゃんのソロダンスが印象に残りました。わた恋ライブで"怒り"を表現したさくらちゃんでしたが、今回はよりパワーアップした"怒り"を感じました。覇気迫る表現に、こっちまでドキドキしてしまいました。
そういえば『MEGRRY GO ROUND』で推しに捧げていた時に、きいなちゃんがこっちを見てニコっとされていたような気がしました。もう、この人生に後悔はないです(笑)
『己 MYself』では、美舞ちゃんのカッコいい姿が見れました。なんであの子サビでしゃがんでいるんですか?カッコよすぎません??? 『己 MYself』=美舞ちゃんのイメージがついてきました。
また今回は、『OiSa』を曲を繋ぐブリッジとして使用していました。今まで『OiSa』はばっしょーの曲の中では異質なもの(良い意味で)として使われてきたように思います。「『OiSa』ってこんな使い方もできるんだ!」と驚きました。
最初のブロックが終わり、MCへ。満員の客席を見た理子ちゃんのテンションがぶちあがっていました!その姿を観て、改めて「この会場に隊員さんが1000人いるのか」と思い、なんか感傷的な思いに浸ってしまいました。と言いつつも、テンション上がりすぎて何も覚えていないんですけどね(笑)
次のブロックの準備のため、希山上田瀬田柳は退場。きいなちゃんとりるあちゃんの2人によるMCが始まりました。
「ヤバい!!俺得すぎる!!!!💛💗」
きいなちゃんとりるあちゃん推しの僕にとって、幸せすぎる時間だったのですが💛💗
あそこが世界の中心でしたね(笑)
尊すぎてMCの内容はほとんど覚えていませんが(笑)、とにかく可愛かったです💛💗
続く第2ブロックは、わた恋ライブを彷彿とさせるよなLEDの演出がなされました。「あっ、カッコいい」と思いながら、気づけば呆然と立ち尽くしていました(笑) 特にメンバーごとに色が変わっていたり、『わたし、恋始めたってよ!』ではラストで鳥居が表現されていたりと、なかなかにすごい演出をするなーと思いました。『Dancer in the night』では、本物のディスコかのようにキラキラした光の演出がされていました。まあ僕ディスコ行ったことないんですけどね(笑)
ただただ圧倒されていた、第2ブロックでした。
本編ラストの第3ブロックは、ただただ楽しくて踊れる曲を詰め込んだ、最高に楽しいブロックでした!M12からM15にかけての4曲は、これ一気に披露しちゃダメです。楽しすぎてオタクが倒れちゃいます(笑) 入隊式ツアーで他のアイドルさんから学んだことや、九州ツアーでの演出に頼らないパフォーマンスが、存分に発揮されていたと思います。マジであそこの4曲は全力で振りコピをしていたので、内容を全然覚えていません(笑) ただただ楽しかったーーーー!!!
そして新曲の『虹ノ湊』。九州ツアーで聴いたときから大好きな曲です。あれ結局、振りコピするかずっと両手を振っているかどっちがいいんでしょう??? まあどっちでもいいんだろうけど、合わせたほうが楽しいよなーと思ったりしました。楽しかったからどっちでもいいんですけどね(笑)
そして恒例の、曲を披露したまま本編が終了するという、ばってん少女隊の粋な演出が、今年も披露されました(笑) 「えっ!もう終わりなの!?」と思いました。
アンコール1曲目は『ばりかたプライド』。ちょうど1年前の1曲目に披露されたのがこの曲でした。1年前を思い出して、感慨深い気持ちになりました。ラストに『おっしょい!』が披露され、1部は幕を閉じました。
1部はメンバー個々人を観るというよりも、ステージ全体だったり、演出だったりを観ていたような気がします。温故知新ツアーやわた恋ライブといった、道具を使った演出。入隊式ツアーや九州ツアーといった、メンバー自身のパフォーマンスによる演出。まさに、7年目のばってん少女隊を詰め込んだライブだなと感じました。
第2部
1部は全体を楽しんだので、2部は細いところを楽しみました。
『Killer Killer Smile』での理子ちゃんのソロダンスが、色っぽくてビックリしました。そういえば、舞台「こりゃもてんばい」も半年くらい前にありましたね。僕は観れていないのですが、なかなかな役だったと聞いています(笑) そうしたところで得た表現力が、ライブでも活かされているのかなと感じました。また、曲中に美舞ちゃんが目の前に来たのですが、まぁ~可愛かった!!💙💙 ツインテールも相まって、「プリキュアか!?」と思いました。
また『FORCES』での美舞ちゃんのパフォーマンスもすごかったです。手ぬぐい(?)を使ったパフォーマンスだったのですが、15歳とは思えない色気が出ていて、指先まで美しいパフォーマンスでした。
1部では気づかなかったのですが、『MEGRRY GO ROUND』ではラスサビ前の部分でメンバーそれぞれがなんか可愛い顔をしていました(語彙力) 特にりるあちゃんのぷく顔よ!!! 可愛すぎかて💗💗 それとわた恋ライブでもそうだったのですが、りるあちゃんのソロダンスがとても可愛かったです!! りるあちゃんのダンスって、元気いっぱいで可愛くって、大好きなんですよね~💗💗
MCでは、理子ちゃんと美舞ちゃんのデレデレした姿を観ることができました。
あの2人、付き合ってるんですかね?(笑)
そして、再びきいなちゃんとりるあちゃんのMCへ。
開幕『YOIMIYA』だったので、澄ました顔でいなきゃいけなかったのですが、1部では開幕でにやけてしまったりるあちゃん。2部では大丈夫だったとのこと。「きいなちゃんはどうでしたか~?」という質問に、
さすが、きいなさんです(笑)
その後のMCでは、粗品の話に。
理子ちゃんが「きいなちゃん、絵下手なのに頑張ったねってスタッフさん言ってたよ。」という暴露を(笑) あれ?きいなちゃんさっき「私、完璧なので」って言ってなかったっけ?(笑) 1人でツボってました(笑)
『おっしょい!』では、いつもはヘドバンをしているのですが、今回はりるあちゃんが目の前ということで、ヘドバンをせずにペンラを捧げていました。気づいたんですけど、美舞ちゃんが自分のパートを完全に自分のものにしているなって思いました。「待っとるけんね」のところで、語尾を上げているのがめちゃくちゃ可愛かったです。
『ジャン!ジャン!ジャン!』ではメンバーが上のステージに居たのですが、そこに向けてペンライトを捧げるのがめちゃくちゃ楽しかったです。今までは、自分と同じか自分よりも低いところにステージがあっったため、捧げるというよりは向けるというイメージだったのですが、今回は自分よりも高いところに居たため、しっかり"捧げる"ことができました。
あと、ばってん少女隊のみなさん、メンバー同士で抱き合わないでもらっていいですか? 尊すぎてオタクが死んでしまいます(笑) なんなのあの子たち、可愛すぎなんだけど!!
1部ではノリに困った『虹ノ湊』。いろいろ考えた結果、1サビ2サビは両手を振って、ラスサビで振りコピをするということに落ち着きました。隣の方が振りコピ完璧だったので、僕も負けじと頑張りました(笑)
最後の挨拶で、僕は涙が止まらなくなってしまいました。
愛ちゃんの何気なく言った、「『僕なんかダメだ~』『私なんか』と思わないで、一緒に青春しましょ!」という言葉。今の僕の心に深く刺さってしまいました。何より「一緒に」と言ってくれたことが、とっても嬉しかったです。「こんな自分でもまだまだ青春できるんだ!」と思いました。
りるあちゃんの挨拶ですが、僕はりるあちゃんが話し始める前から少し泣きそうでした。1年前は大粒の涙を流しながらの挨拶でした。正直今回は泣かないんじゃないかなと思っていました。
ですが、話始めるや否や号泣。秒で泣いていました。
ライブでは大きな成長を見せたりるあちゃん。ですが、りるあちゃんはやっぱりりるあちゃんなんだなと思いました。
りるあちゃんはよく、周りの人を笑顔にすることを「魔法」と表現します。りるあちゃんはすでに「魔法」が使えていると思いますよ。だって、その「魔法」にかけられている人がここにいるんですから。
りるあちゃんが泣き始めると同時に、美舞ちゃんの涙も溢れ出してきました。そんな中、横からそっと手を添えるきいなちゃん。とってもいい関係だな~と思いました💛💙
理子ちゃんは、福岡国際会議場や中野サンプラザといった、目の前の目標しか口に出せなくなったことを話してくれました。
「大きな夢を口に出せなくなった」
正直な気持ちだと思います。ですがこれに対して、
「今の私たちなら、口に出してもいいんじゃないかなって思うんです。」
ばってん少女隊のリーダーが理子ちゃんで、本当に良かったなと思います。
(リーダーという制度は無くなったらしいですが、それでも心のどこかで理子ちゃんがリーダーだと思っています。)
本公演ラストの曲に移ろうとするが、涙が止まらない理子ちゃん。それを見た美舞ちゃんが、いち早く理子ちゃんを抱きしめにいきました。
1年前は逆の立場だったと思うんです。
この1年で、関係性がより深くなったんだなと感じました❤️💙
最後の曲は『Over』。元メンバーの星野蒼良ちゃんが抜けてからこれまで、一度も披露されてきませんでした。
それもそのはず。あの曲は、5人のばってん少女隊が、5年という長い年月を経て歌えるようになった曲なのだから。
『Over』という曲を披露するのに、相当な葛藤があったと思います。
4人の不安、蒼良ちゃんへの思い、りるみゆちゃんの努力。それは、私たちの想像を遥かに超えるものだったと思います。
様々な思いが混ざり合った『Over』だったからこそ、あの感動が生まれたのだなと思いました。
ただ、最高の終わり方だったからこそ、最後のWアンコールはないなと思ってしまいました。
公演終了のアナウンスがあったら、そこでライブは終わりなんです。
《終わりに》
温故知新ツアーも、わた恋ライブも、入隊式ツアーも、九州ツアーも。ばってん少女隊のライブは、常に最高を更新してきました。
今回の7周年記念ライブは、過去最高のライブだったと思います。
だからこそ、11/26中野サンプラザで開催されるライブは、これよりもっとすごいものになると期待できます。
これからのばってん少女隊が楽しみになる、そんな7周年記念ライブでした!!!!!!
そして、ばってん少女隊のみんな、ありがとう!!!!!!