私は爪を研いでいる。
今年を振り返る。
今年の初めも約4年働いていた飲食店のホール業をしていた。
コロナに振り回されて、食べログやメニューのQRコードを作ったり、メールで業者とのやり取り、ネットが唯一得意な私にその仕事が一気に回ってきた。
で、7月辺り1番信用し、心を開いていた社員がクビになった。
そこから一気に私の心が崩れていった。
仕事帰り、最寄りの駅から家までの間ワンワン泣きながら帰る日々。
家に着いても泣きやむ事が出来ない日もあった。
そして、3年ほど前から通っている精神科の担当医からのドクターストップ。
8月2日から12月2日まで休職をとり、その後退職届けを出した。
病名は双極性障害。
現在も仕事をしておらず、同じ双極性障害の妻と日々過ごしている。
来年、どうなるかまるでわからない。
傷病手当、退職金もたかがしれている。
いつか動かないといけない。
長い目で見ると、長時間労働はダメだろう、転勤、また日々の帰宅時間が遅かったり早かったりするのも駄目だろう。
ずっと1人で私の帰りを待つ妻の負担が大きい。
と、これまでネガティブな事ばかり書いているが、私は今爪を研いでいる。
これからが私のターンである。
長いかも短いかもしれない人生に常識・普通の型に無理矢理自身を押し込んでいた。
利口になっている場合ではない。
アイツは馬鹿だと言われるくらいに動き語りオセロのように一気に色をひっくり返していきたい。