分からない事が分かっている。
亡くなった母親に会いたい。なんで病気になったのか。なんでこんなに苦しいのか。
こんな答えのない問いを双極性障害の妻に問われる。
納得いく答えなどない。
これは耐え続けるしかない。
時間をかけてゆっくり付き合っていく問いなのだろう。
それでも答えなんか出ないのかもしれない。
長年、ジワジワと付き合い続ける痛み。
心の中は晴れる事はない。
双極性障害の妻と付き合い続ける事とはそういう事だ。
耐える事を意識せざるを得ない日々。
時間が解決してくれると思ってはいないが、明日明後日にはスッキリする問題でもない事も分かっている。
分からない事が分かっている。だから耐えている。