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今年は沼ったモノ 「擬人化✕商品等区分」(知財系 もっと Advent Calendar 2024)

本記事は「知財系 もっと Advent Calendar 2024」12/24のエントリーです。

・知財系 Advent Calendar 2024

・知財系 もっと Advent Calendar 2024


◆商標関係の擬人化キャラクター発信にはまった背景

〇普段の業務…

・もともとのメイン領域”特許調査”

 もともと知財の入り口は特許調査だったのですが、それに際し妙にこだわりを持ってしまったものが「特許分類」でして、これに関して情報発信というかブログを作成していたのが2020年あたりでした。「特許分類」の面白さだけを発信し続けていたらそれが景気になってYouTubeに出演するきっかけにもなったのでした。

・調査業務から権利化業務に重点推移

 この情報発信をしていたところ、自分の扱っている業務が調査を中心としたものが権利化中心となってきてしてしまい、なかなか扱っている分野以外の特許に触れる機会も減り、業務も不慣れなものがあったりボリュームが増えたりして、その情報発信の頻度も少なくなりつつあったのでした。

・扱ってる分野が狭くなったこととクセによる情報発信の躊躇

 企業知財で権利化業務またはそれに付随する特許調査にしろ分野に偏りが生じてしまい、その癖がどうしても出てきてしまうのでよりそういった情報発信も苦しくなってきたのも事実でした。そうした状況もありブログだったりアカウントだけ作ったnoteもお留守にしがちなのでありました。

 〇業務にかかわらず知識として補強したい部分

・自分の分類といったものに対する興味という強み

 このように特許にしかも事業と密接に絡む分野に限定される業務の一方、視野が狭くなってしまうことにぼんやりとした危機感を抱くようになり、業務から思いっきり離れたものかつ興味のトリガーを持つものがないかと思いながらしばらくさまよい続けていました。

・商標に対して何か切り口が欲しかった

 一応「知財」というからには知的財産の専門家という観点で商標を食わず嫌いにしてしまうのももったいないような気がして、かるく商標との接点を残しながら啓発していたもののなにかトリガーめいたものはないかとX(旧Twitter)をぼんやり眺めていたのでした。

◆商品区分キャラハマったきっかけ

 〇とあるつぶやき

 岡村さんのつぶやきですが商標の商品役務区分て書籍はあるもののジュンク堂などに並べてある分厚くでかい本かPDFしかなくてもう少しコンパクトに眺められるものはないのか?とは思っていたところ、こんな縮刷版、しかも日本商標協会会員限定配布物ということでなかなか手に入らないものでした。

 〇公式様の存在

 そのようなものがある中もう少し商品区分について何かないかと思いWebで漁ったところTMB45という擬人化捜索があるということを知りました。
https://brandtoday.media/2020/01/10/tmb45-matome/

 〇擬人化は人気!

 もともと二次創作が趣味でコミケやらイベントやら足を運ぶのですが、擬人化の作品は鉄道や国を対象にしたものは大人気です。鉄道の擬人化は「青春鉄道」としてコミケで人気コンテンツになり、ついには商業誌進出にもなりました。この世界観がとても好きで、商品区分にもこうゆうのがあるということで”沼にハマる”に至ったのでした。


◆キャラクターで整理Ⅰ 逐条ならぬ逐類整理

 〇第1類を例にとって

 ということで情報整理は100%ではないもののとにかくアウトプットしようと作成したのがこれ、各類のキャラクターに商品について語ってもらってイメージを深める形にしています。


◆キャラクターで整理Ⅱ 改正ネタやら判例・審決ネタやら

 〇特別編での横断整理

 各類ごとだけではなく、タイムリーに商品区分の改定もキャラクターにしゃべらせながら印象付けて頭に入れてもらうというネタも…あとは判例や審決についてキャラクターに概略を語ってもらうのもいいですね。


 ○副次的効果 区分の歴史

 商品役務区分の他に類似群コードなるものがあります。役務に関してはともかく商品に関してはこれがかなり複雑でこれらの関係も整理できたらという展望はあります。なおこれに関してアウトプットしていると類似商品・役務審査基準〔国際分類第7版対応〕のコメントや「商標教室」のコメントから、類似群コードは商品に関しては昭和34年法と同時に導入した商品区分に準じ、現在の商品区分とかなり異なることが上記のねじれの原因になっており、一つ一つ覚えるにあたり、ざっくりとした原則「商品役務区分は”原材料、生産主義”(似たものでできたものは一つの区分に収まる)、類似群コード(昭和34年導入時の区分)では”流通主義”(似たお店に並ぶものは同じ区分(上2桁が同じ)になる)」という情報をいただけました。

◆分類と擬人化との掛け合わせの可能性~単に自分が楽しかった~

 〇ひとまずアウトプットを出そうという方針

 擬人化、区分による事象の抽象化はともに好きなもので、これを何とか表現すべく色々構想はするものの前に進まない日がありましたが、表現をしないと何事も進まない、とにかくアウトプットということを第一の心がけて現在のnoteを展開しています。

 〇アウトプットをすると…

 アウトプットすると普段の業務の忙しさが増してきましたが、区分の歴史のところにも書いたように思わぬ情報が入ってきたりして刺激になります。
また、アイコンについても、もうちょいデフォルメ度を強めて商品のアイコンとセットに描くと覚えやすくなるよね、という貴重なご意見もいただきました。無理のない範囲で継続し、野望としては展開拡張の創作もしていきたいと思います。

 〇あ。

 メリークリスマス。(おっとり刀で参加したら知財系 もっと アドベントカレンダー、この日しか残っていなかった…)


◆通常編もよろしくお願いいたします。


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