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明治の唱歌を合唱ソフトに唄って貰う14

明治十四年(1881)小学唱歌集 初編
第十四 松の木蔭


国立国会図書館アーカイヴより

 松の木蔭
一,
 松(まつ)のこかげに。たちよれば。
 ちとせのみどりぞ。身(み)にはしむ。
 梅(うめ)がえかざしに。さしつれば。
 はるの雪(ゆき)こそふりかゝれ。
二,
 うめのはながさ。さしつれば。
 かしらに春(はる)の。ゆきつもり。
 鶴(つる)のけごろも。かさぬれば。
 あきの霜(しも)こそ。身(み)にはおけ。

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