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明治の唱歌を合唱ソフトに唄って貰う〜番外60

1910_『尋常小学読本唱歌』
・国立国会図書館
1911_『尋常小学唱歌』
・広島大学教科書ライブラリー
1932_『新訂尋常小学唱歌』
・(出典不明)・近代教科書アーカイブ・広島大学教科書ライブラリー
1932_『新訂尋常小学唱歌_伴奏附』
・広島大学教科書ライブラリー
1941_『うたのほん』・『初等科音樂』
・広島大学教科書ライブラリー・国立国会図書館
1941_『うたのほん_教師用』・『初等科音樂_教師用』
・国立国会図書館・近代教科書アーカイブ

新訂
尋常小學唱歌
第三學年用
文部省

緒言

本書は音樂教育の進歩と時代の要求とに鑑み、從來本省著作に係る「尋常小學唱歌」に改訂を加へたるものなり。

本書は毎巻二十七章とし、取扱者に選擇の餘地を與へたり。

本書の歌詞は、舊歌詞中の適切なるもの、新作に係るもの、及び尋常小學國語讀本・尋常小學讀本中と韻文の一部より成る。

本書の歌詞は努めて材料を各方面に採り、文體・用語等は成るべく讀本と歩調を一にせんことを期せり。

本書の教材排列は強ひて程度の難易のみによらず、一面季節につきても考慮せり。

本書は取扱者の便宜のため、唱歌曲のみの樂譜を掲げたるものと、伴奏附の楽譜を掲げたるものと、二種類を作製せり。教授に際しては其の何れを採用するも可なり。
昭和七年三月
文部省

 一 春が来た
 二 かがやく光
 三 摘草
 四 木の芽
 五 茶摘
 六 青葉
 七 螢
 八 汽車
 九 燕
一〇 虹
一一 夏休
一二 波
一三 噴水
一四 蟲のこゑ
一五 村祭
一六 鵯越
一七 雁がわたる
一八 赤とんぼ
一九 取入れ
二〇 麥まき
二一 日本の國
二二 飛行機
二三 豐臣秀吉
二四 冬の夜
二五 川中島
二六 私のうち
二七 かぞへ歌

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