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明治の唱歌を合唱ソフトに唄って貰う〜番外56

1910_『尋常小学読本唱歌』
・国立国会図書館
1911_『尋常小学唱歌』
・広島大学教科書ライブラリー
1932_『新訂尋常小学唱歌』
・(出典不明)・近代教科書アーカイブ・広島大学教科書ライブラリー
1932_『新訂尋常小学唱歌_伴奏附』
・広島大学教科書ライブラリー
1941_『うたのほん』・『初等科音樂』
・広島大学教科書ライブラリー・国立国会図書館
1941_『うたのほん_教師用』・『初等科音樂_教師用』
・国立国会図書館・近代教科書アーカイブ

尋常小學唱歌
第五學年用
文部省

緒言

本書は本省内に設置せる小學校唱歌教科書編纂委員をして編纂せしめたるものなり、

本書の歌詞中、尋常小學讀本所載以外のものに就きては、修身・國語・歴史・地理・理科・實業等諸種の方面に渉りて適當なる題材を求め、文體用語等は成るべく讀本と歩調を一にせんことを期せり、

本書の曲譜は排列上其の程度に就きて多少難易の順を追はざるものなきにあらず、是其の歌詞の性質上已むを得ざるに出でたるなり、

巻頭の「みがかずば」「金剛石「水は器」の三首は何れも皇太后陛下の御歌にして尋常小學修身書巻五に奉揭したるものなり、「みがかずば」の曲は今回特に撰定したるもの、「金剛石」及び「水は器」の曲は學習院撰定のものに係る。
大正二年二月
文部省

   みがかずば
   金剛石 水は器
 一 八岐の大蛇
 二 舞へや歌へや
 三 鯉のぼり
 四 運動會の歌
 五 加藤清正
 六 海
 七 納涼
 八 忍耐
 九 鳥と花
一〇 菅公
一一 三才女
一二 日光山
一三 冬景色
一四 入營を送る
一五 水師營の會見
一六 齋藤實盛
一七 朝の歌
一八 大塔宮
一九 卒業生を送る歌

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