自分の原動力=原体験ってなんだっけ?

こんにちは。


突然ですが、自分の中でつい反応してしまうキーワードってありませんか?

例えば、就活をしている時の自分は「広告」「災害」「企画」「宇宙」がキーワードで、関連しそうな会社に興味を持っていました。このワードが求人情報に入っていたら、どんな会社なのか気になる、みたいな。結果、「Web企画」の仕事にたどり着きました。

そんなキーワードの中で、今でも自分の中にあるキーワードが「企画」。そのためか、「企画」というキーワードが入っていたこちらの講座に偶然出会うことができました。

電通のコピーライター阿部広太郎さんが主催する「言葉の企画2019」です。

【講座内容】企画でメシを食っていく人にとってこれから大切になる、「行動、企画、発信」の力を身につる連続講座「言葉の企画」。行動するための言葉。企画するための言葉。発信するための言葉。私たちがふだんあつかっている「言葉」の力を活かして、自分の道を、自分でつくるために、立ち上げます。


|「企画」が、自分の中でどんどん輝くものに

とんでもなく学びがあった本講座。阿部さんの言葉一つ一つが自分に響きました。

企画

企画書とは、出口ではなく入り口。

企画とは、幸福に向かうヤジルシ。

正しさではなく、そこに楽しさがあるか。

才能とはかけた時間、のたうちまわることが大事。

感動屋になろう


言葉

「伝わる」とは、「思い出せること」。

Less is more, Think simple.

心のインフラが言葉なのかな。

言葉は意識の引き出しを開けるもの。

writingはlightingでもある。


動け、考えろ、続けろ

あなたは何者かにはなれない。あなたはあなた自身になるんです。

Reaction ではなくActionを起こす人間に。

自分の道は、自分でつくる。

待っていても、始まらない。

原体験こそ原動力である。


「そうやんな!」「しまったな…」「なるほどな!」「アカンな…」「悔しいな…」。気づきと後悔の連続と言いますか。とにかくガンガン響くものがあり、あっという間に時間が過ぎ去っていったのでした。


|原動力となっている原点はどこか

第一回目を終えた今、改めて自分は企画が好きだと気づきました。初対面だったけど、似たような想いをもっている他の方々と一緒に過ごす空間が居心地よくて、企画の力をもっと身に付けたいな、と思えました。

でも、好きと言っておきながら、世の中に溢れている企画のことを全然知らない自分もいる。手前味噌で、目の前の企画をこなしている自分もいる。阿部さんが努力して歩んできた道とかけ離れた場所にいる。

学びの後にくる漠然とした不安。好きというのは良いとして、本当に企画を武器に、これから先やっていきたいと思っているのだろうか?あれ、自分って何がやりたいんだっけ?

阿部さんがおっしゃっていた「原体験こそ原動力である。」という言葉を思い出し、原体験を探ってみました。


|異国の地で感じた不安と想い

「ここで、募金活動をさせてください…!」

今思うと、冷静な判断ができていなかった。でも、あの日から、僕は『企画』を意識し始めた気がします。


2011年3月。

大学2回生の僕は、バングラデシュにいました。「日本人の学生100人と現地学生100人でゴミを拾う」というボランティア活動に参加していたのです。そして3月11日。僕は、異国の地で日本の巨大地震を知り、ただただ祈りを捧げました。


TVもスマホもなく、帰国予定は6日後。日本で何が起きているか分からないからこそ、どんどん悪い方に考えてしまい、不安な気持ちがどんどん膨れ上がる。

いてもたってもいれなくなった僕は、リーダーに「ここで、募金活動をさせてください・・・!」と直訴。

今思うと、まともな発想ではなかった。ボランティアに来た日本人が、最貧国と呼ばれるバングラデシュで募金活動を行なうなんて…。でも、みんなの力を合わしてこの困難に立ち向かいたい、という使命感のような想いがフツフツと沸き起こり、動かずにはいられなかったんだと思います。

結局、募金はやめることにし、代わりにみんなからのメッセージ集めをすることに変更。それならば、と多くの方が賛同してくれ、各々感じた想いを小さな紙に記していったのでした。

その経験から、僕は『企てる事』の難しさを知ると同時にその魅力を感じ、みんなの力を合わせたい、と考えるようになっていったのだと思います。


|これから

これが、きっと僕の原動力。そして、言葉の企画に参加しようと決意できたキッカケ。

これからの半年、しっかり学び、しっかり力をつけていきたいと思います。

よろしくお願いします。

#言葉の企画

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