だからあの時、欲しくもないミニ四駆をサンタはくれたんだ
コピーライター阿部広太郎さん主催の『言葉の企画2019』。全6回のうち、2回目が終わりました。「自分の心をガンガンノックする感じ」と予め聞いていたけど、本当に心をガツガツとノックされている感じです。
【言葉の企画とは・・・】
企画でメシを食っていく人にとってこれから大切になる、「行動、企画、発信」の力を身につける連続講座「言葉の企画」。行動するための言葉。企画するための言葉。発信するための言葉。私たちがふだんあつかっている「言葉」の力を活かして、自分の道を、自分でつくるために、立ち上げます。
第1回目終了後のワクワク感が、自分の中で本物だったので、もっと感じようと思って、今回思い切って阿部さんの一番近くの席へ。ワクワク感は本物だけど、こうやってちょっとでも自分を奮い立たせないと、つい熱を失ってしまいがちなので・・・。(こんな自分の嫌な面も気づかされるこの講座)
第2回目の講座テーマは「企画書に触れる」。企画生の中から選ばれた企画書に触れ、阿部さんがこれまで作ってきた企画書に触れました。阿部さんが紡がれる言葉はとても温かくて繊細で。講座で見せていただいた阿部さんの企画書には、そんな阿部さんの姿が投影されているようでした。そして、企画書ってこんなに温かくていいものなんだな、と噛み締めながら聴いてました。「す、すごい…。」
あえて、阿部さんと私を比べてみた
一体この大きな大きな差は何?もちろん対等に比べられる方じゃないし、そもそも比べなくていいんですが(自分の道は自分でつくるんだから!)、あえて。そこからの気づきを行動に変えるために、比べてみました。
−−−阿部さんに書いていただいた言葉−−−
−−−阿部さんの本はこちら−−−
01.自分の「好き」に気づけているか
阿部さんはきっとたくさんの「好き」と言えるものをもっている。広告、音楽、写真、言葉…。多分もっとある。
この点は自分もある。BBQ、キャンプ、絵…。うん、あるぞあるぞ。気づけてはいそう。
02.自分の「好き」を発信しているか
大きく異なるのはここから。その「好き」を発信しているかどうか。「僕、こういうのに興味があって」「いま、こんなことやってて」。それを言えるかどうか。阿部さんは、多分言いまくってる。
一方、自分は全然言ってない。自分の「好き」は、自己完結してる。きっと、私がUFO信じてる、とか、牛乳キャップを1000枚以上保管してるとか、表面にも出してない「好き」は、親しい友人すら知らない。
きっと、阿部さんはサンタクロースから欲しいものをちゃんともらえるタイプ。一方、私は欲しいものが言語化できなかったから、全然欲しくもないスパイダー感のあるミニ四駆をもらって、泣いた過去を持つ。
03.チャンスを掴みに行くか
好きを発信するから、チャンスがよく訪れているのだと思う。発信することで、自分自身の興味を掻き立て、カラーバス効果をうまく使っているのではないか。発信することで、もっと好きなる。発信することで、周りの出来事が紐づく。自然と情報が集まってくる。そして目の前に来たら、絶対に掴む。きっとものすごく貪欲な方なんだと思う。
一方、自分は目の前の出来事がチャンスだと気づかず、横に横にと流している気がする。発信してないから、情報は集まってこない。しかも遠慮がちな性格ときた。
04.自分の土俵にもっていく
チャンスを掴んだら、阿部さんはきっと自分の土俵に持っていく。つまり、自分の強みをしっかり生かす。[何者か]→[時代は今]→[魅力は]→[誰に届ける]→[どうやって届ける]をしっかり考え切る。ある音楽関係の企画プレゼンの際、ラジカセを持って行ったという阿部さん。このひと工夫、ひとこだわり、実はこれもとても重要なポイントなのでは?
一方、自分は土俵すらない。阿部さんから頂いた企画書のFBは痛いくらい的確に指摘され、土俵が全くないことを痛感した。。
自分は自分になるしかない
やっぱり自分は自分になるしかない。そのために、自分の「好き」を発信していくしかない。目の前の出来事をチャンスとらえて掴むためには、自分の土俵をつくるしかない。
言葉の企画はあと4回。もっともっと、自分の心をガンガンとノックしてやる・・・!
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おしまい