育休ライフ 47,48週目
いつも閲覧ありがとうございます。
半径5mの人を幸せにしたい、シムラトモタカと申します。
8年間中学校教員ののち小学校へ異動して、今は育休取得中です。
ここでは、育休取得中に感じたことや娘の成長、仕事を離れることで見えてきたことなどを中心に書いていきます。
育休も残り1か月
終わりが見えてきた育休。焦っている。
やりたいことは十分にできたし、満足しているが、まだやりたいこと、やり残したことが次々に浮かんでくる。それを1か月の中でどう実現するか、精査して手放すか、そんな思考の整理と実践の連続の毎日。
noteの更新よりも、「今この時間これをすることの方が大事!」と感じる場面が多かったため、まとめて更新している。
まず、大きな目的だった、娘と過ごす時間はおかげさまで大満足なくらいとることができた。2歳児、日々の成長がどんどん見える時期に、こんなにも一緒の時間を過ごせたことは本当に幸せだと思う。
次に学びの時間、これも満足できるくらいとることができた。ただ、学びの欲がなかなか満たされず、何かを学ぶと付随して関連するものを学びたくなるので、その終わらないループが今も続いている感じがする。娘の成長発達を軸とした学びは”保育士試験”に始まり、娘の食事を気遣うことから添加物の危険性に気づき、そこからずぶずぶと農薬、化学物質汚染、社会毒、さらには医療と製薬会社の現実、日本の政治の現在地…と、娘に関することを学ぶことから日本の問題点までたどり着くほど。決して仕事をしていては気づけなかった世界を知ることができたのは、この育休期間の大きな財産になる。そして、これは復職後も終わりはない。
最後に自分の時間が増えたことによる余暇の時間、これはあまり必要性を感じなかった。むしろ、余暇はほとんど学びや家事に充てていた。それが今やりたいことだったし、良くも悪くも自分は休むよりは何か活動したり新たな世界を知ることに喜びを感じる生き物だと気付くことができた。自分の欲求に素直に従えるという意味では本当に自由な時間の使い方ができて幸せだった。1日くらい何もしないだらだらした日を設けてもよかったが、当時の自分はそれより大切な”やりたいこと”があったし、今の自分も”やりたいこと”を優先してしまうと思う。いつになったらゆったりとした生活ができるか考えるが、きっとその未来はやってこないと思う。笑
いろいろ思うことはあっても、残り1か月。最後の時間くらいはこの1年を振り返り、1年分の学びを再確認し、自分の中に落とし込む時間くらいはとりたいと思っている。そして、こんなにもストレスなく過ごせる方法を知ってしまった以上、復職後、ストレスなく過ごしながら仕事と家庭のバランスがとれるための方法については、しっかりと準備して4月を迎えたい。
初出店マルシェ終了
今年やりたいことにあったマルシェ出店。先日その夢がかなった。
寒い中、足を運んでくださった方、本当にありがとうございました。
そして、出店までの準備をしたり練習台になったりしてくれた妻にも感謝。妻妹夫婦にも感謝。マルシェ初出店でわからないことが多かったなか、たくさん話しかけてくれた隣の出店者さんや主催者の方も、本当に優しかった。
マルシェは趣味の延長と訊いたことがあるが、まさにその通りで自分の好きなことを形にしているから雰囲気がとても温かい。利益を考える人もいるだろうけど、利益よりもマルシェの時間を楽しむって感じの人が多かった気がする。出店者は女性が多く、おそらく出店で生計を立てている人はいなさそうに見えたが、だからこその余裕が温かさ、優しさににじみ出ていると感じた。マルシェっていいなあと思った。
ただ、私自身は施術うんぬんより、待つ時間が長いことがひたすら苦痛だった。何もしないで待つ、でもいつお客さんが来るかわからないから気は抜けない…そんな今まで味わったことのない気持ちで過ごし、その苦労を痛感した。きっと待つ時間さえも楽しくできる人もたくさんいると思うが私にはできなかった。そわそわしてしまうし、頭の中では「この時間があれば〇〇ができたのに…」と堂々巡りしているし、お客さんは来ないし…。
改めて考えると、公務員は待っていても仕事が降ってくるなんて幸せな職業なんだろうと気付いた。民間企業のほとんどは自ら営業先に働きかけて仕事を勝ち取る生活をしているだろう。10年間の教員生活がこんなにも受け身だったことに今まで気づかなかったことにも驚いた。教員は仕事量が莫大だが、仕事を勝ち取る努力をしなくても仕事はなくならない。でも世の中には仕事を勝ち取らないと食べていけない職業もある。お客さんを待つ時間、そんなことばかり考えていた。公務員がぬるい仕事だと思われる背景には、そんなことが隠れているのかも、と思った。
マルシェは今後継続して出店するかは未定だが、今までにない考えを得たこと、自己分析ができたこと、そしてお世話になった方への感謝を自分なりに伝えられたことが良かったと思う。施術に関してもいろいろと思うことはあるが、それ以上に気づいたことのほうが大きかった。また機会があればチャレンジしてみたい。
内海聡さん
最近読んでいる本はもっぱら内海先生の本。
おそらく知っている人なら内海先生の本を読んでいるという情報だけで、私がどんな思考をもっているかわかってしまうだろう。なかなか、多くの日本人には理解されないような内容の本が多い。一方で、内容には一本筋が通っており、事実ベースで書かれていることが多いから、納得感もある。内容を鵜吞みすることなく、書かれている事実から、自分自身の生活をどう考えるか、どう改めるか、そこの判断を任されていると、どの本を読んでも思う。
私はこの1か月半で7冊、内海先生の本を読んだ。自分自身で内容を判断した結果、今ある気持ちは「家族や未来ある子供たちを大切にしたい」というもののみ。
・安心して食べられるものがとても少ないこと
・医療業界と製薬会社のだめっぷり
・今だけ、金だけ、自分だけ社会
・しわ寄せは全て未来の子供にいってしまうこと
・メディアと教育を悪用した洗脳
→結果として、”知らない日本人”の増加
私は自分の力で社会を変えることなんてできっこないと思う反面、身近な人には手を差し伸べられるのでは、とも考えている。だから私は半径5mの人を幸せにすると目標にできるし、それを実現する方法を日々模索している。内海先生の本を基にして、身近で”知っている人”をすくえるようになれればと思い、最近やっと人生の方向性が定まってきている。
人生で何を大切にしたいか
自分が存在する意義
そんなものが30過ぎてやっと少し見えてきたように思う。あとは、勢いと馬力と情報選択力。大切な人のためにやってやろうと思う。
本から学んだことを基にSNSで発信されている内容を見ると、正しい情報と誇張された情報との区別がつく。現代の常識から外れた思考や情報を陰謀論というらしいが、そうやって情報をフラットに見ないことで失うものはとても大きいと感じている。もちろん誰かが誇張した情報もかなりあるし、大衆を扇動しようとする悪意ある情報もあるから、それを見定めるために私はこれからも本を読み、信頼できる人に会い、信頼できる情報から自分の選択を判断できるようになりたい。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。